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ポルノより有害なのではないかと思う本や映画のことなど

time 更新日:  time 公開日:2016/09/24

ブログなどに広告を貼ることができる「Google AdSense」というシステムがあります。
その「Google AdSense」の広告はどんなブログの記事にでも貼ることができる訳ではなく、禁止コンテンツが定められています。
その筆頭に挙げられているのが「アダルトコンテンツ」です。

ポルノ、アダルト、または成人向けコンテンツを含むサイトに Google 広告を掲載することは許可されません
禁止コンテンツ

ポルノ」……! 「アダルト」より「ポルノ」という言葉の方が昭和っぽい響きでなんだか風情がある気がします。という訳で(?)、以後この記事ではアダルトコンテンツのことを「ポルノ」と書くことにします。

で、アドセンスではポルノはいかん! といっているのですが、何故なんだろうとちょっと疑問に思う訳です。
恐らくですが、ただ単に「常識的に考えてよくないだろう」という理由から禁止されているのではないでしょうか。
しかしいやらしいことというのは、(一般的にはおめでたいこととされている)生殖に繋がる可能性がある訳ですから、そこまで目くじらを立てる必要はない気がします。

もしかしたらポルノより有害なのではないかと思う本や映画

ポルノよりも、公開当時、映画館が「妊娠中の女性は鑑賞しないように」と警告を出したという映画『イレイザーヘッド』や、

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生まれた子供が奇形児で……。なんやかんやあって、父親は「頭ボーン!」となります。

生まれないのが一番幸せ~反出生主義的な名言集

上記の記事で紹介した本や映画の方がよっぽど毒ではないかと思います。それも即効性のある毒ではなくて、あとからじわじわ効いてくるタイプのタチの悪い毒
上記の本や映画を読んだり観たりすると、子供を産むリスクについて考えさせられることはおろか、生きる意欲をそがれかねません(とにかく暗いので……といいつつ私は好きなのですが)。

しかし一般的には上記のような本や映画は特に有害とはされていません。それにひきかえ、ポルノは目の敵にされています。日本では少子化が叫ばれて久しいですが、世の中が性に関してもっと大らかになれば、少しは少子化にも歯止めがかかるのかもしれません(適当な意見)。

しかしあまりにも大っぴらだと……

ただあまりにも大っぴらにポルノが氾濫すると、それはそれで問題がありそうです。というのは、いやらしいことはやっぱりちょっと「秘め事」という風にしておいた方がドキドキ感が増すはずだからです。

女性が四六時中素っ裸でいたら、男性は慣れてしまい女性の裸を見ても特になんとも思わなくなるに違いありません。普段は隠されているからこそ見たいのだろうし、見たら(達成感も手伝って)興奮するのではないでしょうか。もちろん本能による所が大きいでしょうが、非日常的な雰囲気や出来事に対して気分が盛り上がるというのもあると思います(これは男性も女性も)。

なので、いやらしいものはある程度隠しておいた方がいい(あとでのお楽しみ的に……。きっとその方が気持ちいいから)とは思うものの、「有害なもの」や「いけないもの」として「隠さないといけない」となるとなんだかちょっと違う気がします。

しかし中崎タツヤさんの漫画に、性的なこと=汚らわしいこと、と親にめっぽう厳しく教育された女の子が、大人になっていざそういうことをしてみたら、「私は今、とてもイケナイことをしている……!」という背徳感を覚えてとんでもなく気持ちよかった、という話があって、それを考えると規制はエロのスパイスになり得るのかもしれない……とも思えてきます。

グーグルは、子供たちに将来「私は今、とてもイケナイことをしている……!」という快感を味わってもらうために、ポルノを禁止コンテンツとしているのでしょうか……!?

……否、恐らくそういった粋な計らいではなくて、やっぱり「社会でなんとなくダメとされているからダメ」なのだと思います。

そういう私はといえば、ひどく過激なもの以外はあまり厳しく取り締まる必要はないのでは……と思いつつも、ポルノ解禁にそこまで情熱を傾けている訳ではないので、ヤバそうな記事ではアドセンスを非表示にしているヘタレです。