うらなか書房のあやしいグッズあり〼

うらなか書房と申します。AmazonYahooClubTTTrinitySUZURIなどで、ちょっとあやしいTシャツやグッズの販売をしています。このブログでは、おすすめのホラー映画や漫画、本、その他少し物騒なものや奇妙なものの紹介をしています(たまにお役立ち情報や雑記も書きます)。

たまに毒吐くちゃん

カテゴリー「鑑賞記録」の人気記事TOP3

「もうどくてん2」レポート~毒を持つ生き物たちの展覧会~

time 更新日:  time 公開日:2017/03/24

サンシャイン水族館|特別展「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展・痛(もうどく展2)」 – 2017年3月16日(木)〜2017年6月25日(日)

先日、池袋サンシャイン水族館で行われている「もうどくてん2」を見てきました!
その名のとおり、毒を持つ生き物ばかりが集められた展覧会です。
以下で印象に残った生き物を画像つきで紹介していこうと思います。

sponsored link

入場前

平日の16時ごろにサンシャイン水族館に到着しました。
チケットを購入して、入場までに10~15分ほど並びました。夜8時まで開場しているのですが、夕方~夜は少し混むようです。
行く前にサンシャイン水族館のTwitterで混み具合を確認するといいと思います(ただ、お化け屋敷のイベント「呪いの水櫛」の時ほどは混まなそうです)。

入口で受付の女性に、写真を撮影して、その写真をブログに載せてもいいですかと尋ねた所、大丈夫とのことでしたので、以下に画像と感想を載せていきます。

毒レベル

毒レベルが1~5に分かれていました(といっても、展示はレベル順ではありませんでしたが)。
その中でも毒レベル1(微弱毒……痛みなどの弱い症状が出る)にはあまり目ぼしい生き物がいなかったので、毒レベル2の生き物から紹介していきます。

毒レベル2(弱毒)

患部の腫れなどの症状が出るレベル。

タンザニアオオヤスデ

「もうどくてん2」タンザニアオオヤスデ

ヤスデ界で世界最大。その不気味な外見とは裏腹に、性格は温厚。しかしなんらかの刺激を加えられると、強烈な臭いがするオレンジ色の毒液を噴出させることがあるとのこと。

症状
爛れ

……というかコレ、「キモい展」でおさわりしたオオヤスデに似ているような気が……。そのオオヤスデの説明にも「強く刺激すると非常に苦い汁を体の横から出してくる」とあったのですが……。
しかし「キモい展」がいくらイカしたイベントだからといって、さすがに毒がある生き物を入場客におさわりさせるような真似はしない……かな……? きっと似ている別種のオオヤスデだったのでしょう……。

ポートジャクソンシャーク

「もうどくてん2」ポートジャクソンシャーク

背びれに毒があるものの、おとなしい性格なので刺激しなければ襲ってくることはないそうです。大きさは50センチくらいでしたでしょうか。

症状
痛み、腫れ

唇がかわいいですね。アヒル口です。目もクリッとしています。

インドネシアシーネットル

「もうどくてん2」インドネシアシーネットル

大型のクラゲ。毒レベルとしては弱毒ですが、触手が長いので患部が広範囲にわたるとのこと。また痛みもかなり激しいようです。

症状
痛み、腫れ

見ている分には美しいのですが……触ったら大変なことになります。

ハタゴイソギンチャク

「もうどくてん2」ハタゴイソギンチャク1

一瞬岩と見間違えますが、赤枠で囲った所にいるのがハタゴイソギンチャクです。よく見るとモフモフしてちょっと気持ちよさそう……。

「もうどくてん2」ハタゴイソギンチャク2

横を見ると、色違いのものが水槽にペッタリ張り付いていました。

症状
痛み、腫れ、痒み、吐き気

触手に毒がある……って、触手って、このイボイボみたいなの全部(多分)、すなわち全身……ということで、見かけたら即逃げましょう。

コバルトブルータランチュラ

ウェブサイトやチラシでも一推し(?)されていて、私もほとんどこのコバルトブルータランチュラ目当てで見に行ったようなものなのですが……、

「もうどくてん2」コバルトブルータランチュラ
……!!!

ケースの奥の方でちぢこまっていて、何がなんだか分からない……!

という訳で、チラシに載っていたコバルトブルータランチュラの画像を載せておきます……。

「もうどくてん2」コバルトブルータランチュラ(チラシ)
「もうどくてん2」チラシのコバルトブルータランチュラの画像

ああ……颯爽と動き回っているコバルトブルータランチュラが見たかった……。

症状
痛み、腫れ、痒み

鋭い牙に神経毒を隠し持っているとのこと。しかし画像どおりだとしたら本当に美しい青色ですね……!

毒レベル3(毒)

診察または安静にする必要があるレベル。

モンガラカワハギ

「もうどくてん2」モンガラカワハギ

素っ頓狂で気が良さそうな顔をしていますが、実は気性が荒く、頑丈な歯で噛んだり、背びれで攻撃してきたりすることがあるようです。
毒がある部位は内臓とのことなので、食べたり内臓に触れなければ大丈夫……なのでしょうか?

症状
吐き気、めまい、下痢

お腹の模様がサイケでオシャレ。後に出てくる「ポルカドットスティングレイ」というエイもこういうサイケな柄をしています。
60~70年代のサイケなファッションは素敵ですが、自然界のオシャレさんには下手に近付かないほうがよさそうです。

バラハタ

「もうどくてん2」バラハタ

こちらもなんだか間の抜けた表情をしておりますが……やっぱり恐ろしいヤツなのです……!
モンガラカワハギと同じくシガテラ毒を持っている可能性があるそうで、この毒は煮たり焼いたりしても分解されないのだとか。

症状
吐き気、めまい、下痢

スポンサーリンク




毒レベル4(強毒)

救急搬送での治療を受けないと重症になるレベル。

ファイヤーサラマンダー

「もうどくてん2」ファイヤーサラマンダー

イモリの仲間。奥の方でチョコッと顔だけ出していました……カワイイ。しかし黄色と黒ですよ。明らかに「毒持ってます」という色合いですね。
毒腺からなんと秒速3メートルで毒を吹き出すのだとか。

症状
痙攣、呼吸困難

レベル4ともなると症状がかなり重篤になってきますね……。

ぺルビアンジャイアントオオムカデ

「もうどくてん2」ぺルビアンジャイアントオオムカデ

いやあ、巨大でしたねェ……! 「キモい展」で見たオオムカデも相当大きかったですが、それより大きくて30センチくらいはあったかも……(最大で40センチを越えるそうです)。

攻撃は噛みつきで、昆虫はもちろんのこと、小型のヘビまで食べてしまうのだとか。その顎の力はプラスチックケースを噛みちぎるほど……! 絶対に家ではお目にかかりたくない生き物です。

症状
痛み、腫れ、傷口が壊死する

壊死って……!

オニオコゼ

「もうどくてん2」オニオコゼ

岩じゃないんです。オニオコゼです。分かりやすいように赤線で囲んでみたのですが、それでもなんだかよく分かりませんね……。こっち向きで目が上に飛び出ています。
実際見ると、頑固親父のような表情でちょっとユーモラス……にも思えるのですが、そのヒレの棘には猛毒があります。

症状
痛み、嘔吐、痙攣、めまい、呼吸困難

痛みは激しく、また時間もかなり長引くそうです……イヤですねェ……。

ポルカドットスティングレイ

「もうどくてん2」ポルカドットスティングレイGIF

エイです。モンガラカワハギのお腹の模様のようにサイケです。それも全身。オシャレな雑貨屋さんにこういう鍋敷きが売っていそうです。
しかし「カワイ~」などといってうっかり触ろうものなら大変なことになります。尾に強力な毒針を隠し持っています。

症状
痛み、腫れ、めまい、呼吸困難、痙攣

「もうどくてん2」ポルカドットスティングレイ裏側

ちょっとボヤ~ッとしていますが、ポルカドットスティングレイの裏側……やっぱりちょっとカワイイ……(でも油断してはいけません!)。

シマスカンク

「もうどくてん2」シマスカンク

これもかわいいシマスカンク……! グッスリ眠りこけておりました。

スカンクといえばお尻から分泌液を出すことで有名ですが、その分泌液が意外に強力らしく、

症状
悪臭、麻痺、一時的に失明する

一時的にとはいえ敵を失明させる威力があるとはすごいですね……!

このスカンクの展示のすぐ傍に、スカンクの分泌液の臭いを嗅ぐことができる装置があります。
本物の分泌液の悪臭は風向きによっては1キロメートル先まで届くそうなのですが、この装置から出る臭いは展示用に調合したものなのでごくごく弱めです。
洋服に臭いがついたらどうしよう……とちょっと心配しつつ臭ってみたのですが、身についているものに臭いが移るようなことはありませんでした。

毒は「有機硫黄化合物の一種」ということなのですが、硫黄の臭いはあまり感じませんでした。どちらかというとニンニクに近かったような……。

毒レベル5(猛毒)

死に至るほどの強さ、死亡例ありのレベル。

ドクウツボ

「もうどくてん2」ドクウツボの顔

「もうどくてん2」ドクウツボのしっぽ

海のギャング」の二つ名にふさわしい悪そうな面構え……(暗くてうまく撮れなかったのですが……)!
見た目どおり凶暴で、人間に襲いかかってくることも。

症状
吐き気、めまい、下痢、不整脈、血圧低下

毒があるのは内臓と筋肉なので、食べたりしなければ大丈夫……?
しかし荒っぽい性格とのことなので、やっぱり近寄らないに越したことはないです。

アカエイ

「もうどくてん2」アカエイ

アカエイ」という割にどこも赤くないような……と思ったのですが、どうやら裏側の縁が赤い(というかオレンジ?)ようです。
英名は「Whip Stingray」……毒のある尾を振り回す様子がむち(=Whip)のようだから……なのでしょうか。

症状
痛み、腫れ、血が止まらない、嘔吐、痙攣、呼吸困難

エイには近付かないに限る……と思ったら、なんとこのアカエイ、食べられるのだとか! しかも結構美味しいそうです。

コモンフグ

「もうどくてん2」コモンフグ

症状
麻痺、呼吸困難、知覚・言語障害、不整脈、体温低下

知覚・言語障害……! ヤバい、ヤバすぎます……!
アカエイにしてもフグにしても、毒があるものを無理やり食べなくても……と思うのは私だけでしょうか……?

ウンバチイソギンチャク

「もうどくてん2」ウンバチイソギンチャク

毒がある生き物というと、赤や黄色などのショッキングな色合いというイメージがあったのですが、なんとこの白くて一見綺麗にも見えるイソギンチャクが、イソギンチャク界で最も強い毒を持つといわれているそうです。

沖縄のどの海域にも生息し、海の蜂=ウンバチ、と呼ばれ恐れられているとのこと。
ダイビングなどをする方はうかつにイソギンチャクに触らないほうがよさそうですね……。

症状
痛み、吐き気、腫れ、痙攣、呼吸困難

エラブウミヘビ

「もうどくてん2」エラブウミヘビの燻製

猛毒ヘビ・エラブウミヘビに触ることができる……! といっても、これは燻製です。
同じ沖縄に生息するヘビとして、ハブの置き物と共に展示されていました。

症状
呼吸麻痺、心不全

なんとまァ、このエラブウミヘビも食用になっているのだとか……。

食料のない時代ならともかく、現代では危険を冒してまで食べなくてもいいのでは……。それともそんなに美味しいものなのでしょうか……?

あとがき

毒がある生き物を一堂に会する、というコンセプトは面白いのですが、インパクトでいうと、よく似たイベント「キモい展」には一歩及ばずという感じでしょうか(「キモい展」は見た目のキモさに焦点を当てているので当然といえば当然でしょうが)。

しかし毒々しく見えるのが毒レベルでいうとそうでもなかったり、一見かわいかったり綺麗だったりするものが強力な毒を持っていたり……ということを知ることができて勉強になりました。

とりあえず、エイやクラゲ、イソギンチャクなどには、いつかどこかで出会っても触らないようにしようと思います。

もうどくてん2」は2017年6月25日(日)まで開催されています。ご興味がある方はよかったらご覧になってみてください。

スポンサーリンク

AmazonでTシャツや電子書籍(短編小説集)を販売しています

Amazon詳細ページへ Amazon詳細ページへ

Tshirt TrinityでTシャツやバッグを販売しています

TSHIRTS TRINITY

マスコットキャラ

たまに毒吐くちゃん

当ブログのマスコットキャラ「たまに毒吐くちゃん」。所々に出没します。
TSHIRTS TRINITYClubTSUZURIでTシャツ・グッズ販売中です!

同じカテゴリーの記事

「もうどくてん2」レポート~毒を持つ生き物たちの展覧会~

「もうどくてん2」レポート~毒を持つ生き物たちの展覧会~

2017年3月16日(木)〜 2017年6月25日(日)に池袋サンシャイン水族館で開催されている「もうどくてん2」の鑑賞記録です。毒レベルごとに印象に残った生き物を紹介しています。画像多数あり。
Read More
サンシャイン水族館がお化け屋敷に!  「呪いの水櫛」感想(ネタバレあり)

サンシャイン水族館がお化け屋敷に! 「呪いの水櫛」感想(ネタバレあり)

夜の水族館がお化け屋敷に! 2016年10月に行われた池袋サンシャイン水族館の特別イベント「呪いの水櫛」の感想・レポートです(ネタバレあり)。
Read More
【閲覧注意】「キモい展」レポート【爬虫類、両生類、ゴキブリ、クモ、ムカデ等】

【閲覧注意】「キモい展」レポート【爬虫類、両生類、ゴキブリ、クモ、ムカデ等】

「キモい展」で展示されていたヘビ、カエル、トカゲ、ヤモリ、ゴキブリ、クモ、ムカデ、ミルワーム、ハダカデバネズミなどの写真と動画を載せています。
Read More
ギリヤーク尼ヶ崎~魂の路上舞踏家~

ギリヤーク尼ヶ崎~魂の路上舞踏家~

路上舞踏家・ギリヤーク尼ヶ崎さんについての記事です。2009年、新宿三井ビル55広場の公演を見た時の感想と動画(「念仏じょんがら」等)を載せています。
Read More
橘小夢(たちばなさゆめ)~怖いのに美しい絵を描いた幻の画家~

橘小夢(たちばなさゆめ)~怖いのに美しい絵を描いた幻の画家~

幻想怪奇、耽美、妖麗な絵を描いた幻の画家、橘小夢についての記事です。
Read More
ギャラリー新宿座「新宿秘宝館」~鳥羽「SF未来館」の蝋人形が展示された展覧会

ギャラリー新宿座「新宿秘宝館」~鳥羽「SF未来館」の蝋人形が展示された展覧会

2012~2013年にギャラリー新宿座で行われた「新宿秘宝館」(鳥羽「SF未来館」を再現した展覧会)に関する記事です。写真や感想を載せています。
Read More
【観光】高知「絵金祭り」~血みどろ屏風絵が路上に飾られる珍しいお祭り

【観光】高知「絵金祭り」~血みどろ屏風絵が路上に飾られる珍しいお祭り

血みどろ屏風絵が飾られる「絵金祭り」と「須留田八幡宮神祭」、「絵金蔵」について書いています。その他高知について気になること……「ごめん・なはり線」や「いざなぎ流」についてちょこっと触れています。
Read More
大寅興行社の見世物小屋を鑑賞した思い出【新宿花園神社酉の市にて】

大寅興行社の見世物小屋を鑑賞した思い出【新宿花園神社酉の市にて】

2005年に大寅興行の社見世物小屋を鑑賞した時の感想や看板の写真など。見世物小屋が出てくる映画、本(江戸川乱歩)、漫画(丸尾末広)の紹介もしています。
Read More
「大唐十郎展 路地の展覧会」と「ユニコン物語 溶ける角篇」(唐ゼミ)

「大唐十郎展 路地の展覧会」と「ユニコン物語 溶ける角篇」(唐ゼミ)

2011年に開催された「大唐十郎展 路地の展覧会」の鑑賞記録。2006年に行われた唐ゼミの公演「ユニコン物語~溶ける角篇」についても少し触れています。
Read More
大日本プロレスのデスマッチを観戦【イチオシのレスラーは葛西純選手】

大日本プロレスのデスマッチを観戦【イチオシのレスラーは葛西純選手】

様々な凶器を用いて血みどろのデスマッチを行う「大日本プロレス」の試合を観戦した感想と、おすすめのレスラー・葛西純選手について書いています。
Read More
六本木「金魚」のダンスショー

六本木「金魚」のダンスショー

六本木「金魚」のダンスショーの鑑賞記録です。
Read More