先日、「詰め放題 3手詰」という、覚えたい詰将棋(3手詰)を登録して繰り返し解くことができるAndoroidアプリを公開しました。
その詰将棋アプリを作成するのに使用したツールなどをご紹介します。
ゲームエンジン
Unity
アプリはUnityで作りました。
アプリを作るのもUnityに触るのも初めてだったので、まずは本を買って勉強しました。
私が持っているのはこの1つ前の2021年版です。Webだとかアプリだとかのツールは年々めまぐるしく進化していくので、年1のペースで発行されるのですかね。
とても分かりやすい入門書でした。
ただこれ1冊ではやはりUnityの全てが網羅されている訳ではないので、分からない所は検索してなんとかする感じでした。
「OnMouseDown()」などの警告
困ったことはいろいろあったのですが、印象に残っているのは、「OnMouseDown()」などを使うとビルド時に警告が出たことですかね。
エラーではないのでそのままでもよかったのかもしれませんが(動作には支障はなかった)、しかし警告が出ているとやはり気になるので直すことにしました。
幸いマウスにもタッチにも使える書き方を載せてくださっているブログを見つけることができました。
マウス?タッチ?両方使いたい!そんなあなたにInterfaceメソッド――はらけんログ
こちらに倣って「OnMouseDown()」や「OnMouseUp()」を涙目になりながら直した思い出……(結構な数使っていたので)。
複数解像度の対応
あとは複数解像度の対応もてこずりましたね。最終的に下記のブログを参考にさせて頂きました。
uGUIのアスペクト比を固定する(修正版)――テラシュールブログ
上記ではpanelとなっていますが、私はCanvas内のCreate Empty Childに配置していけました(多分いけている……はず……)。
広告
あとは広告関係ですね。このアプリを作成するのに1年半くらいかかったのですが、その半分くらいは広告をつけるのに四苦八苦していたような気がします。
はじめの方はAdmobのプラグインを使っていたのですが、ビルドエラーが出まくり……。
いやになってUnity Mediationに乗り換え、広告関係のコードを書き換え、もうすぐ完成……という所でUnityとironSourceが合併し、Unity Mediationがゆくゆくはなくなるかも……ということでLevelPlayに乗り換えることに。またもやコード書き換え……。
アプリが完成しても広告が表示されるまでにまたひと苦労……(ironSourceとメールでやりとりする必要があります)。
まあでもUnity Mediationで完全にアプリができあがるより前にLevelPlayに移行できてよかったといえるのかも。LevelPlayのコードの方が書き方もスッキリしています。
フォント
アプリに埋め込むフォントは「M+ FONT LICENSE」のものがいいようです(利用・改変・再配布についてほぼ制限が無いとのこと)。
このアプリでは「ロゴたいぷゴシック」を使わせて頂きました。
フィーチャーグラフィックのフォント
ちなみにGoogle playストアの表示用にフィーチャーグラフィックというものを作る必要があるのですが、
こちらの「詰め放題」の文字は「自家製 Rounded M+」、説明文は「M+ FONTS 1P」(数字の3は2P、いずれも従来のバージョン)を使用させて頂きました。
イラスト
商用利用可能なイラストがダウンロードできるイラストACのイラストを使用させて頂きました。
将棋盤
将棋盤のイラスト
将棋の駒
将棋の駒のイラスト
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