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【乳がん】CT・骨シンチグラフィ(核医学検査)を受けた感想

time 更新日:  time 公開日:2019/02/10

2019年1月8日に乳がんであることが発覚し、3月7日に右胸全摘手術を行う予定です。

詳しい経緯はこちら

そして先日(2月7日)、他の部位への転移がないかどうか(CT・骨シンチグラフィ)や、手術が問題なくできそうかどうか(血液や肺機能など)を調べる検査を受けてきました。
いっぺんに受けたのでかなりのハードスケジュールでした……(といっても、全部で3時間くらいで終わりましたが)。

この記事では、その検査を受けてみての感想や、費用について書いていこうと思います。

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血液検査

これまでに何度か血液検査を受けたことがありますが、今までで一番血を取られました
確か5センチくらいの容器7本分でした(容器の大きさに多少バラつきはありましたが)。思わず「こんなに取るんですか……!?」と注射してくれている人に聞いた所、「そうなんですよ~、40ミリリットルくらいになりますかね」といわれました。そんなに血気盛んな方ではないので、貧血になるのではないかとちょっと心配に……(その後立ちくらみなどは起こりませんでしたが)。

しかし手術をする際にはこれくらいの量の血液検査が必要だということでした。後で診療明細を確認した所、どうやら血液検査で血液型はもちろんのこと、コレステロール中性脂肪の数値、それと梅毒の有無などを調べるようです。

尿検査

事前に「血液検査」としか聞いていなかったので、病院に着くなりトイレに行ってしまい、すぐに尿検査をすることができず……。他の検査を終えた1時間後くらいに尿検査をすることに……。

手術前の血液検査は尿検査とセットになっているかもしれないので、これから手術前検査を受ける方は、念のためトイレをちょっと我慢して血液検査に行った方がいいかもしれません(いや、別に尿検査だけ後で受ければ問題ないのですが、あっちへ行ったりこっちへ行ったりとうろちょろすることになるかもしれないので……)。

骨シンチグラフィの薬を注射

がんが骨に転移していないかどうかを調べるために行う検査です。
まず薬を注射して、2~3時間後に撮影が行われます。

この注射が痛いという噂を小耳に挟んでいて、「骨シンチ……名前からして確かに痛そう……もしかして骨に直接針を刺すのか……!?」などとドキドキしていたのですが、実際受けた所それほど痛くありませんでした(一般的な注射と同じくらい)。

ただパンフレットに、「放射性医薬品を静脈注射します」と書いてあったのにはそこはかとなく恐怖を感じました。放射性医薬品って……一体なんなんだろう……めちゃくちゃ体に悪そうなんですが……。

で、薬が骨に充分に集まる(この表現もちょっとコワい……)まで2~3時間待ちます。私の待ち時間は2時間ぴったりくらいで、その間に他の検査をいろいろ受けたので結構あわただしかったのですが、病院によってはただただ待たされることもあるのかも……? 念のため暇つぶし用の本などを持っていくといいかもしれません。

一般撮影

俗にいうレントゲンです。上半身だけ(パンツなどに金具がなければ)検査着に着替えてチャチャッと撮影。

CT検査

MRIと似たイメージがありますが、CTは肺や肝臓、リンパ節への転移の有無を診るもののようです(MRIは病変部分の広がり?)。
レントゲンと同じく上半身だけ(これもパンツなどに金具がなければ)検査着に着替えて撮影。

告知前に受けたMRIでも造影剤というものを注射されたのですが、その時は造影剤の影響は特に何も感じませんでした。しかしCTの方の造影剤は、腕に注射された途端、体中がカアーッと熱くなってきたのでかなり恐ろしくなりました(特にお腹とお股のあたり……股に関しては「あれ、私……まさかやらかしてないか……!?」という別の恐怖も……)。

しかし5分も経つと何ごともなかったかのように元通りに(これはこれでなんだか怖い)……。そして検査自体も5~10分ほどで終了しました。

MRIと違って時間も短いし、うるさくもないし、仰向けの姿勢だったので(MRIはうつ伏せで20~30分くらい……これはつらかった……)、拍子抜けするくらい楽に感じました。ただ体がやけに熱くなったのには不安を感じました。こんなに即座に副作用的なものが出るって、どれだけ強い薬なのかと……。MRIの時は確か造影剤を手の甲に打っていて、今回は腕だったので、こういう違いが出たのでしょうか? それとも使用する薬剤によるものなのでしょうか(MRIはガドリニウム造影剤、CTはヨード造影剤)、自身の体調なども関係あるのかないのか……。

ちなみに、MRIと同じく食事制限がありました(検査が午前の場合は朝食抜き、午後の場合は昼食抜き)。
ただMRIと違い、水分は好きなだけ摂っても構わないとのことでした(ただし、ミルクっぽいものは×)。

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心電図

これもものの5分くらいで終わります。ただ誤算だったのが、心電図って上半身だけでなく足首にも測定する装置をつけるのですね(病院によって違う? 私が検査を受けた所はそうでした)。
乳がんの検査ということでさすがに上半身は毛の処理をしていたのですが、冬ということもあって下半身は割とずさんに処理していたのでちょっと焦りました(まァでも多少毛が生えていても看護師さんは気にも留めないでしょうが……)。

肺機能検査

肺活量や肺の機能を調べる検査。これは難しかったですがなんだかちょっと面白くもありました。
洗濯機の排水ホースのようなものをくわえさせられ、隣に座った看護師さんの「吸って~……吐いて~……思いっきり吸って! 吐いて吐いて吐いて吐いて……まだまだ吐いてェ!」などというかけ声(?)どおりに息を吸ったり吐いたりします。

鼻をつまんで口だけで呼吸することになるのですが、まず最初に「普通に呼吸してください」といわれて早速混乱しました(普段口で呼吸をしていないので口での呼吸をするのがまず難しかった)。
それからホースをぴったりとくわえるのにも手こずりました。自分ではぴったりくわえているつもりなのですが、どうも隙間ができてしまうようで……。丸いホースから平べったいホースに変更してもらい、なんとか事なきを得ました。

それと吐く時は勢いよく吐くためてはダメ、などいろいろな制約(?)がありまして……いやはや難しい……。まァしかし10分くらいスーハースーハーしてどうにかこうにか終了しました。

骨シンチグラフィ(撮影)

骨シンチグラフィ
骨シンチグラフィのパンフレットより

そして今回のメイン検査(?)である骨シンチ撮影です。これもCTと同じような感じで仰向けに寝ての撮影になります(MRIのような騒音もなし)。なのでそれほど苦痛ではないのですが、時間が長いです。MRIと同じくらいで約30分といった所でしょうか。

という訳で、途中鼻がかゆくなったり足がかゆくなったりして困りました……(撮影中はじっとしていなければならない)。
病気というだけでかなりの精神的苦痛を感じているというのに、検査でもこのような苦痛を強いられるなんて……。
もっとパッといろいろなことが分かる方法がないものなのでしょうか。というか、なってから治すのではなく、はじめから病気にならない方法などは解明されないものでしょうか……。不老不死なんかは夢のまた夢といった感じなんですかね……。

ひとつ驚いたのが、骨シンチの撮影に関しては着替えがいらなかったことです。ブラの金具はOKということで、私はそのまま検査することができました。ただし、パンツなどに金具がある場合は着替えが必要だそうです(この場合は下半身だけ着替えるのだろうか……?)。

それぞれの検査費用

骨シンチ19,440円
CT6,180円
血液・尿検査2,990円
肺機能検査990円
一般撮影860円
心電図390円
再診料220円
合計31,070円

高っ……! 骨シンチ高っ……!

2万円超えのマンモトーム生検ほどではないにしろ、ほぼ2万円の費用……。
去年の11月あたりから医療費がかさんで精神的負担に加えて懐も痛いです……。
以前も書きましたが、病気になるとホントいいことないですね……。

骨シンチは必ずしも必要ではない?

日本乳癌学会ホームぺージに以下のようなページがありました。

遠隔転移の有無の検査

このページによると、

乳がんと診断されると同時に転移がみつかる可能性は極めて低いです。
結論が出るまで患者さんにとっては不要な不安を引き起こし,必要のない検査を実施することで余分な費用がかかってしまうことにもなりかねません。
乳がん患者さんにとって手術前に骨シンチグラフィやPET検査によって骨転移や全身の遠隔転移などを調べることは必ずしも必要ではありません。

とのこと。

実はこのページ、骨シンチを受ける前に発見していて、それならこの検査はすっ飛ばしてすぐに手術をしてもらった方がいいのでは……とも思ったのですが、やはり骨に絶対に転移していないとは限らないし、手術は一番早くて3月7日といわれていたので、検査をやってもやらなくても手術日が早まることはなさそう……それならその間に念のため検査をしておいてもいいのではないか――ということで私はおとなしく受けることにしました。

ただ事情があって受けたくない場合は、日本乳癌学会の診療ガイドラインによると「必ずしも必要ではありません」とのことですので、主治医に相談してみてもいいかもしれません。

結果:転移はありませんでした

2月19日に骨シンチ、CT検査などの結果が出まして、転移はしていないとのことでした。


病院によって多少違いがあるとは思いますが、この記事がこれから乳がんのCT検査や骨シンチグラフィを受ける方のご参考になれば幸いです。

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