そごう美術館で行われていた「蕗谷虹児展」を観て来ました。
かなり広い会場だったのですが、展示されていたのは全てこの方の作品でした。ものすごい作品数!
中でも初期のペン画が素晴らしかったです。
絵の中の女性のファッションがとてもおしゃれです。チラシによるとこの方の絵は「大正から昭和の女学生たちを熱狂させた」のだとか。素敵な時代ですなァ。
戦争を挟んでややトーンダウンしてしまった感がありましたが、晩年の作「薔薇と少女」は実に美しかったです。少女の表情がそこはかとなく妖艶な気がします。
絵の中の「をとめ」は本当にいいものです。
久々に日常を忘れてウットリすることができました。
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