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骨董市にて1950年代の「奇譚クラブ」を入手

time 更新日:  time 公開日:2005/07/11

先日、たまたま骨董市が催されている所を通りがかったので、ちょっと覗いてみるか位のコンコロモチで端っこのお店から見始めた所、しょっぱなから魂消てしまいました。

50年代の「奇譚クラブ」を発見

「奇譚クラブ」53年10月号

1950年代の「奇譚クラブ」

新時代の風俗雑誌」と銘打たれています。
あけっぴろげに言うならSM好きな人たちの為の雑誌なんですな。

私には全くそのケがないので、これに掲載されている小説にはあんまりピンとこないのですが、挿絵には何故かグッときます。
それとコラムやエッセイ、読者のお便りコーナーが読物としては面白いです。

緊縛好きの読者が主だったみたいですが、中には「もっとホモの記事を載せて」などと編集部に哀願している方などがいたりします。それと熱狂的に切腹ものがお好きな方などもいたようです。いやァ、マニアの道は奥深い……。

コラム(研究?)では、目の形でその人の性の傾向がわかる、などというのがあり、垂れ目でも吊り目でも三白眼でも結局みんなイヤラシイみたいな結論が出ていたりして何だか微笑ましいです。

私はこれまで、80年代のを2冊ほど、平成版を1冊持っていたのですが、この骨董市で初めて50年代のものにお目にかかりました。
しかもそれが箱の中にごっちゃり、十把ひとからげと言わんばかりに打っ棄ってあったので驚きはヒトシオでありました。
お店のお兄さんに値段を尋ねると1冊1000円とのこと。あんまり持ち合わせがなかったので、じっくり吟味して3冊を厳選。
で、お兄さんに「コレ下さい」と持ってった所、何と3冊で2000円にまけてくれました。

何だか1000円トクしたようないい気持になって、その後会場をひと巡りしたのですが(のんびり見て、1時間半くらいかかったかと思われます、結構な見応えです)、その他の入手物をご紹介する前に奇譚クラブの印象を少々記してみます。

家に帰って見比べた所、

  • 53年の発行所 曙書房
  • 82年の発行所 きたん社
  • 平成9年の発行所 ユニ報創

と発行所がバラバラなんですねー。
挿絵は50年代が1番いい気がします。というか、80年代になると挿絵の数自体が少ないです。しかし小説はちょっと面白いものがありました。平成版は露骨な写真が多く、文章も読者の体験手記ばかりになって情緒がないよう感じられます。

その他に入手した物

宮田雅之のA3くらいの絵

1枚500円だったのですが、「3枚だったら1000円にする」と言われて3枚買ってしまいました。

昔のプロマイド

昔のプロマイド

確かこのようにポップに書いてありました。大雑把ですな。昔っていつなんだろう。しかもこの人たちは誰なんだろう。
1枚の大きさはヨコ約4.5センチ、タテ約7.5センチで、現代の一般的な写真サイズよりもだいぶ小さめです。しかも厚紙みたいなものに貼りつけてあって、何だか花札を彷彿とさせる作りであります。
1枚100円で、これも6枚選んだ所、「500円でいいや」とちょっと割引してくれました。

少年倶楽部の付録

雑誌「少年倶楽部」の付録

1000円。

上村松園さんの「焔」という絵の複製画

上村松園「焔」

1000円。

ひょうたんがついている笛

ひょうたんがついている笛・ロング

ひょうたんがついている笛・アップ

3000円くらい。


骨董市って、結構普通のフリマぽいノリなんですな。モットしかつめらしい雰囲気なのかと勝手に思い込んでおりました。存外に楽しかったです。
通りがかりに骨董市がやっていたら覗いてみるのもまた一興ですよ。
思わぬ掘り出し物があるかもです。