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ちょいグロ好きが観てえぐいと感じたグロ映画【邦画編】~『鬼畜大宴会』『グロテスク』など

time 更新日:  time 公開日:2016/04/08

以前、別ブログで「Myグロ映画ランキング」的な記事を書いたことがあります。

【おすすめしない】ホラー好きでも引いた! グロ映画10選(+α)【閲覧&トラウマ注意】 – 広汎性発達障害の女がたまに毒を吐くブログ

このような記事に需要があるのかどうか……いや、それどころか、逆に読者さんが離れていってしまうのでは……と不安に思いながらも、なんとなくまとめておきたかったので書いてみた所、意外にも多くの(それもどちらかというと好意的な)反応を頂けてビックリしたものでした。
それから現在に至るまで、このグロ映画の記事が別ブログの人気1位の記事です。

上記の記事では洋画も邦画も取り混ぜているので、それぞれの説明が駆け足になっているのと、上記の記事を書いてから観た映画の中にも強烈なものが何本かあったので、それらを追加して、今回は新しく「日本のグロ映画」について書いてみようと思います。

「グロ」とは

異様で気味の悪いさま。不快になるほど異常なさま。
グロテスク-weblio辞書-

Webの辞書では上記のように書かれています。
これを踏まえて「グロ映画」について考えてみると、私は大別して3つの系統に分けることができるのではないかと思います。

  1. 人体損壊系
  2. バッチい系
  3. 虫やワームなどの生物系

スプラッターというとわかりやすいので、私はよく「スプラッターが好き」と言ってしまいがちなのですが、実はただ単にスプラッター(血しぶきが出る)なだけではちょっと物足りない……。
スプラッターが行き過ぎて少し人体損壊描写がある位がちょうどいいようです(私はこの1を「ゴア」と考えているのですが、これについてはまた別の記事で書こうと思います)。

しかしあんまり行き過ぎているのも受け付けない……(わがまま)。

具体的な作品としては、

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や、

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位のグロ加減が好みです。

2のバッチい系は苦手なのですが、1かと思って観てみたら2だったり、1と2がセットになっているということも多いです……。
3はちょっと特殊で、洋画だと『スクワームR』などがこれにあたるかと。苦手な方はとことん苦手だと思います。

以下で映画を紹介する際に、1なのか2なのか3なのか、それらの混合なのか、その場合どの要素が強めか……などということを書いていこうと思います。

また、グロ度を★で表していますが(★5個で満点)、ただ単に私が感じたグロ度なので、あくまでも目安としてお考えください。
基準としては、『ヘル・レイザー』が★3つ位かと……。
それと、私は不潔な感じがあったり、タブーに触れていたりする描写がちょっと苦手なので、そういったものが出てくる映画の場合、「精神的グロ度(?)」が無意識にプラスされているかもしれません。

鬼畜大宴会

これは前から観たくて探していたのですが、なかなかレンタルで見つからず……。
ふとした折に検索で見つけて驚いたのですが、それがなんととあるオンラインレンタルDVDショップのアダルトジャンルのページ!
アダルト扱いになっていたので、普通に探しても引っかかってこなかったのですね……。

しかし鑑賞してみて、なぜこれがアダルト扱いになっているのかちょっと謎です。
確かにそういう場面もあるにはあるのですが、色っぽい気分になるようなものでは到底なく……。
70年代の学生運動グループのてんやわんやを描いた映画なので、雰囲気はものすごく暗いですし、殺伐としています。
更になんだかちょっと不衛生な感じがあります。
ただ、後に出てくる『追悼のざわめき』などにも感じることなのですが、その小汚い雰囲気がなんだか画面に妙な迫力を与えている気がします。

前半はおとなしいですが、後半のグロ描写は凄まじいものがあります。いろんなものが飛び散ります。
それに加えて、最初は同じ志を持って集まったはずの若者たちが内輪揉めを始めるというストーリーなので、精神的な不快感も上乗せされます。
人間が数人寄り集まると、仕切りたがる奴が出てきたり、そいつの命令を盲目的にきく奴が出てきたり、はたまた反発する奴が出てきたりと、どうしても揉め事が起きてしまうのだなァ……という虚しさを感じさせられました。

グロ度:★★★★★(MAX!)

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ちょっと豆知識

鬼畜大宴会』は熊切和嘉監督の大学の卒業制作として作られた映画なのだそうです。
石井聰亙監督『狂い咲きサンダーロードR』、ジム・ミューロー監督『吐きだめの悪魔a』なんかも監督の卒業制作の映画らしいです。いずれもパワー溢れる素晴らしい映画……だと私は思います。

学生運動を描いた映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』

これは全くグロではないですが、『鬼畜大宴会』と学生運動繋がりということで……。
あさま山荘への道程」なので、あさま山荘での出来事よりも、それに至るまでの経緯を重点的に描いています。
これも凄まじく陰惨としていて、精神的な怖さが半端ないです。
ご興味がありましたら是非。

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オルガン

2人の刑事が、臓器売買が行われていると思わしき建物に操作のため潜入する。相手に刑事だということが知られ、現場は混乱に陥り、刑事の内の1人が敵の組織に捕らわれてしまい……。


カルト映画『鉄男a』に出演していた女優・不二稿京さんの監督作品(出演もしています)。

鉄男』のようにスタイリッシュな雰囲気もあるのですが、それよりもやはりグロさが際立っています。
猟奇的でもありますし、病的な肉体損壊のおぞましさもあります。
ただ、ストーリーが途中でよく分からなくなってしまうのがちょっと残念……。

グロ度:★★★★★(MAX!)


オルガン

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広田玲央名さんがイッチャッてる女教師役で出演されています。
ジャケを見るとなんだかオカルト映画のようですが、オカルト要素は全くといっていいほどありません。
サスペンスグロ映画という感じ……?

ちょっと似た系統かもしれない映画『ピノキオ√964』

ロボトミー手術を受け、ダッチハズバンドとして売られている製造番号√964・ピノキオ。ピノキオは金持ちの女性に買われるが、街に捨てられてしまい……。


これもストーリーがよく分からないのですが、カルト的な雰囲気がある映画です。
人体損壊系のグロはほとんどありませんが、バッチいシーンがあります。しかもそれがやたら長い……。
鉄男』好きなら観てみてもいいかも……。

グロ度:★★★★(バッチい系)

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関連本

ムービー・パンクス (イーター・ブックス)

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日本のサイバーパンクやアングラ系映画監督のインタビュー集です。
鉄男』や『オルガン』、『ピノキオ√964』、『追悼のざわめき』などについての話が載っています。

追悼のざわめき

連続殺人鬼である青年とマネキン、浮浪者と切り株、小人の兄妹、美しい兄妹……4組のカップルが織り成す醜くも美しい物語。


カルト映画のページ

【邦画中心】おすすめのカルト映画 厳選9作【狂い咲きサンダーロード、太陽を盗んだ男、鉄男など】

でも紹介させて頂いた『追悼のざわめき』です。

内臓もちょこっと出てきますし、ゲロゲロっとしたものも出てきます。
予告編を見るとなんだか叙情的ですが、本編は不穏な雰囲気がムンムンの映画です。
しかしただグロかったり怖かったりするだけではなく美しく感じられる部分もあるという、なんとも不思議な映画です。

白黒なので映像的にはそこまでショッキングではないのですが、いろいろなタブーに触れているためか画面から漂う緊張感が凄まじくて、私は精神的にかなり疲弊させられました……。
それとなんだか全体的に薄汚い感じがあります。
鬼畜大宴会』やカルト映画の『(秘)色情めす市場R』(えげつない題名ですが名作です)を観た時にも感じたのですが、この小汚さがやさぐれ感を醸し出し、画面にある種の迫力を持たせている気がします。

グロ度:★★★★★

内臓+ゲロゲロ+不潔感+タブー……!


追悼のざわめき

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徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑

与力・佐々木伊織は、農家の娘・登世と恋に落ちる。しかし登世は禁教令に背いた邪宗徒として捕らわれることになり……。


1976年とちょっと古めの映画ですが、侮ってはいけません。
この頃の東映は「異常性愛路線」などというトンデモない方向性の映画を作っていたようです。
これもその系統の映画の内の1本と思われます。

全体が2部構成になっていて、前半と後半は丸っきり違う話になっています(「牛裂きの刑」は前半)。
なので「牛裂きの刑」は40分位の話で、しかももっともグロいシーンはあっという間に終わってしまうのですが、これがまァ実によくできているのですよ……(ゲンナリ)。
そしてそれまでの話作りもかなりしっかりしていて、その胸糞悪いことといったらもう……!

権力者が弱者をいたぶるという点で、

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に似た胸糞悪さがあるかもしれません。

2部もちょっとグロいのですが、「牛裂きの刑」よりはだいぶコミカルなノリで、コッテコテのメインディッシュの後のデザート的な感覚です。

グロ度:★★★★

すごいグロシーンは本当に一瞬なのですが、そのインパクトがあまりにも強烈……!

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同じ牧口雄二監督の映画『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』

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女郎のおみのは女郎屋から脱走し、山奥の愁月院というお寺にほうほうの体で辿り着く。女ばかりのその寺で、おみのは修行に励もうとするのだが……。


まず第一に言っておかなければならないこととして、題名に反して誰も引き裂かれません
題名詐欺ではありますが、面白いのでよしとしておきます。

これぞエロ・グロ・ナンセンス
前半はエロメインでちょっと退屈なのですが、後半のぶっ飛び具合が素晴らしいです。
グロはそこそこなのですが、それよりもやたらサイケな背景が出てきたり、ロックな音楽が使われたり、はたまたミイラが唐突に……! と、カルト的な印象が強い映画です。

グロ度:★★★★★

ちなみに『徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑』も『女獄門帖 引き裂かれた尼僧』もアダルト扱いです。

地獄

大学生である清水四郎は、夜分に友人・田村を乗せて車を走らせていた所、酔っぱらいの男をひき殺してしまい……。


東海道四谷怪談a』で有名な中川信夫監督の作品です。

グロは最後の方にちょこっと出てくるだけなのですが、1960年の映画だというのにかなりよくできています。
ただ、そこに辿りつくまでが結構長いですね……。
ちょっとヘンテコだったりツッコミたくなったりするような場面があるので、カルト映画の先駆けといった趣きもあります。
変な映画がお好きな方であればハマるかも……?

グロ度:★★★★★

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グロテスク

初デート中のカップルが、変質者に連れ去られ監禁されてしまい……。


これはキツカッたです……。何もかもが不快です。
予告編だけでも結構キツいので閲覧注意です。

残酷シーンはもちろんのこと、

  • 前半のエロシーンがしつこい。
  • 傷めつけられる人たちがコロッといくのではなくギャーギャーいう。
  • セットが安っちいのは仕方ないとしても、内容との対比で、せめて部屋の中や小道具などにもう少し美を感じさせてほしかった。
  • すぐ吐く。
  • 犯人がなんだか地味(もう少しエキセントリックなキャラにしてほしかった……)。そのせいなのか、全体的に雰囲気がじめじめしている。

……など、不快な点を挙げたら枚挙に暇がありません。

それと上記に加えて、

僕も白石君もそれほどホラーに思い入れがあるわけじゃない、でも仕事としてジャンル映画をやらなきゃいけない
映画芸術―『オカルト』 白石晃士監督インタビュー

白石君……というのは『グロテスク』の監督である白石晃士監督のことです。
これは『グロテスク』ではなく別の映画のプロデューサーの言葉なのですが、これを読んだ時に、『グロテスク』についてのモヤモヤした不快感が腑に落ちた気がしました。
ホラーばかり撮っているイメージがある白石晃士監督なので、「ホラーに思い入れがあるわけじゃない」という言葉には最初驚かされましたが、そう言われてみると、『グロテスク』と『ファニーゲーム』を観た時の不快感はちょっと似ている気がしました。

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ファニーゲーム』は内容ウンヌンよりも、監督に「お前らホラー好きはこういうことをやっとけば喜ぶんだろ、ホレホレ」というような悪意があるように思えて、それが不快でした(ハネケ監督の映画は何本か観ていて、決して嫌いではないのですが、どれも性格の悪さが滲み出ている気がします……)。
グロテスク』にはそこまでの悪意はないと思うのですが、とにかく残酷なことをしておけば話題になるだろう……というような意図で作られたのかもしれないと感じました。

上の方でちょこっと紹介した『ヘル・レイザー』や『ビヨンド・ザ・リミット』、それと


マーターズ

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などにもかなり残酷な描写があるのですが、その残酷な中に美を見出そうとしているように感じられました。
不快な内容ではあるのですが、これらを作っている人たちは人を不快にさせようと思って作っているのではなく、作りたいものがたまたま多くの人たちにとって不快だったというだけなのでは……という気がします。
これらの作品と『グロテスク』とで不快の種類が少し違うように思えるのは、そういったことが原因なのかもしれません(私がそう感じただけで、真実がどうかは分かりませんが……)。

しかしいずれにせよ、『グロテスク』がショッキングであることは間違いないです。
とにかくグロければOK! という方にはうってつけの映画です(というか、それ以外の人にはおすすめできません……)。

グロ度:★★★★★(Max!)

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白石監督だったら、『ノロイR』や『オカルトR』、『カルトR』などのフェイクドキュメンタリーホラーの方がおすすめかも(これらはグロではないですが)……。

三池崇史監督の映画

殺し屋1

ドMのヤクザ・垣原は、組長の敵(かたき)を追う内に、殺人者のその容赦ないやり口に興味を抱くようになる。一方、追われている殺し屋・イチは、屈強な男とは到底いえない大変な泣き虫で……。


原作の漫画を読んでいないためか、ちょっと???な所がいくつかありました(私の理解力不足かもしれませんが……)。
また、舌を切った後にすぐに喋れるようになったり、口が裂けて敵の手をバリバリ噛み砕いたりなどの描写はまるで漫画(いや、漫画が原作なので当然かもしれませんが……)!

しかしそういった細かいことがどうでもよくなる位の勢いがあります。
クールでカラッとしているので、残酷描写が激しい割には後に尾を引かないグロ映画かと思います。

グロ度:★★★★

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オーディション

ビデオ制作会社の社長・青山は、妻を亡くし、高校生であるひとり息子と共に暮らしている。息子や友人の言葉をきっかけに再婚を考えるようになり、映画の主演女優のオーディションにかこつけて再婚相手を見つけることにするのだが……。


有名な「キリキリキリ……」はグロというよりは痛そうなんですが、その前にものすごく気色悪いくだりがあります。
そこがいろんな意味でグロいです(結構バッチさもあります)……。

主人公は前時代的な男性で、女性蔑視を(ごく自然に)しているような節があり確かにちょっと鼻につきますが(車と女性を同列に並べてしまう所など……)、その代償としては失うものがあまりにも大きすぎます……。

主人公は舞い上がっていて終盤になるまで気付きませんが、観客は割と早い段階から不穏な空気をビンビンに感じ取ることが出来ます。○○を待つ女のシーンの不気味さといったら……!

グロ度:★★★★★

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インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~

アメリカ人作家・クリスは、愛する女性・小桃を探して、ある島の遊郭を訪れる。クリスは顔の半分が醜く引きつれている女郎と一夜を過ごすことになり……。


映倫が審査を拒否した! とのことで、どれだけ残酷なのか……!? とドキドキしていたら、それほどでもありませんでした。
いや、ものすごく痛そうではあるのですが、三池監督であれば『殺し屋1』の方が残酷描写は激しいような……。
グロもほとんどありませんし、何が審査に引っかかったのか不思議です……。
原作者の岩井志麻子さんが嬉々としてドイヒーなことをする役で出演されているのが印象的でした。

痛い度:★★★★★

グロとはちょっと違いますが……。

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その他の三池崇史監督の映画

ビジターQa』『DEAD OR ALIVE~犯罪者~a』にめちゃくちゃ汚い場面があります。
ただ、映画自体は2つともトンデモ映画という感じなので、怖くはありません。

極道恐怖大劇場 牛頭GOZUa』もトンデモ映画です。
グロはないですが、BBAの母乳がグロといえばグロ……?

園子温監督作品

冷たい熱帯魚

小さな熱帯魚店の店主・社本は、後妻の妙子と、前妻との娘である美津子と暮らしている。美津子の万引きをきっかけに、社本はやり手の同業者である村田夫妻と知り合うことになり……。


園子温監督の映画はエロが際立つことが多い気がするのですが、これはエロもグロ(内臓系)もすごいです。
そして映像的な怖さもさることながら、特筆すべきは何と言ってもでんでんさんの怪演……!
サイコパスってこんな感じなんだろう……と背筋をゾッとさせられました。

また、ストーリーは「埼玉愛犬家連続殺人事件」という実際の事件がモデルになっているとのことです。

グロ度:★★★★

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奇妙なサーカス Strange Circus

車椅子に乗っている美人小説家・三ッ沢妙子。彼女の書く小説は変態的な官能小説なのだが、そのドギツさが意外にも世間に受けて売れっ子作家となっている。その妙子のもとに、美青年の編集者が現れて……。


いやらしくて胸糞悪くてアーティスティックでちょっとグロです。
冒頭で見世物的なサーカスが出てきたり、時折壁が赤くて肉々しかったりするのがちょっとあざとく思える方もいそうですが、好きな人は好きな演出なのでは……(寺山修司風で私は割と好き)。

グロ度:★★★★★

チェロのケースに入って覗き見をする、なんていうのはちょっと江戸川乱歩的な変態性を感じられていいのですが、私が苦手なタイプのタブーに触れているので、精神的なショックを受けた分が少しグロ度に加算されているかもしれません(映像的にはそこまでグロくはないかも……)。
この辺りは人によって感じ方が違うようなので難しいです(近親相○、全然大丈夫! という方もいるようなので……)。

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恋の罪

小説家の妻であるいずみは、パートに出たことをきっかけに性に奔放になっていく。ある日ホテル街でけばけばしい商売女と知り合うが、その女性は実は大学の助教授で……。


少しグロいですが(内臓も出てくるし、多少バッチい感じもあります)、エロの方が強めです。
普段すましている奴だって、裏じゃ何をやってるんだか分かったもんじゃない……ということなんでしょうか。
堕ちる所まで堕ちてしまった方が、吹っ切れて楽しそうに見えるのがなんだか複雑です……。

東電OL殺人事件」という実際の事件に触発されて作られた映画なのだとか。

グロ度:★★★★★

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その他の園子温監督の映画

愛のむきだしR』はちょこっとスプラッターがありますがグロというほどではないです(エロもなし)。

自殺サークルa』とその続編『紀子の食卓R』にもグロはほとんどないです(エロもなし)。

園子温監督の映画を全部を観ている訳ではないのですが、「洗脳」や「隷属」、また、それらを打ち破ることをテーマにした作品を多く撮っているイメージがあります(『地獄でなぜ悪いa』以降は娯楽作品のようなのでちょっと違うかもしれませんが……)。

「ギニーピッグ」シリーズ

これは映画ではなくてビデオ作品です。
ビデオやAVの方が強烈なものが多そうですが、私にとってはちょっと行き過ぎちゃう感じがするのと、際限がなくなりそうなので、そっちの方にはあまり手を出す気になれません……。
しかしグロというとこの「ギニーピッグ」シリーズは必ずといっていいほど名前が挙がるので、シリーズ全作ではないですが数本は鑑賞しました。
それについての感想をちょこっとずつですが述べてみます。

ギニーピッグ 悪魔の実験

シリーズ1作目。ただ単に女性をいたぶるというフェイクドキュメンタリー。
椅子をぐるぐる回すなど、地味でシュールないたぶり方もあり、ちょっと笑ってしまう所もありますが、全体的にはキツいものがありました。
嘘臭いので何も感じない、という方もいるとは思うのですが、なんだかすごく不穏な雰囲気があって私は苦手です……。

グロ度:★★★★★

ギニーピッグ2 血肉の華

漫画家の日野日出志さんが監督をしています。
日野日出志さんの漫画に通ずる「残酷美」のようなものを所々感じられましたが、やはり映像だとちょっと毒々しすぎる気がしました……。
しかし特殊技術には目を瞠るものがあります。
それと女性がギャーギャー言わない所にはホッとしました(『グロテスク』や1作目の『悪魔の実験』では、女性が苦しそうなので不快感が増しているというのがあると思います)。
逆に言うと、映像的なグロさだけならこれに敵うものはほとんどなさそうです。

グロ度:★★★★★

ギニーピッグ3 戦慄! 死なない男

一転して、これはコメディです。
監督は漫画「孤独のグルメ」の作者である久住昌之さん。
これはうまい方向転換だったのではないでしょうか。
2作目以上に過激なことを無理にやろうとしない姿勢に好感が持てました。
そこまでグロくもないし、ブラックジョークが満載で楽しいです。

グロ度:★★★★★

ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚

」がついています。これまでとはちょっと変わって、ストーリー性があるグロを目指したのだとか……。
監督は再び漫画家の日野日出志さん。
「映像的なグロさだけならこれに敵うものはほとんどなさそうです」と2作目の感想で書きましたが、それに匹敵する数少ない作品の内のひとつだと思います。
病的なジュクジュク感が強く、またミミズやゴカイなどがワラワラ出てくるので、こっちの方がキツいと感じる方もいるかもしれません……。
ただ、斉木しげるさんが主演だったり、久本雅美さんが脇役で出演されていたりと、見知った顔が出てくるのでちょっと安心感があります。
それと背景美術を担当しているのが歌手の友川かずきさんのようです。

グロ度:★★★★★

LSD~ラッキー・スカイ・ダイアモンド

とにかく役者さんの演技に尽きます(特に佐野史郎さん)。
思ったよりグロくはなく(このシリーズにしては、ですが……)、ちょっと笑っちゃう所もあったりして、1作目や2作目のような後味の悪さはありません。
シリーズの中の変わり種的な作品かもしれません。

グロ度:★★★★★


ここに掲載した映画はどれも一般的にはキツめのものが多いので、鑑賞する場合はくれぐれもご注意ください。
グロ映画【洋画編】【アジア編】などはまた別に書こうと思います。

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