日本初!体感型動物園iZoo【イズー】
2017年5月7日(日)、主に爬虫類・両生類が展示されている動物園「iZoo」に行ってきました!
「体感型動物園」と謳われているだけあって、爬虫類などとたくさんふれあうことができる楽しい施設でした。
以下に「iZoo」で印象に残った生き物などの画像を載せていきます!
目次
「iZoo」とは
所在 | 静岡県賀茂郡河津町浜406-2 |
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料金 | 大人(中学生以上)…… |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入園16:30) |
Webサイト | http://www.izoo.co.jp/ |
備考 | 年中無休。入場料とは別料金のイベントあり(ニシキヘビとの撮影など)。 |
「iZoo」は爬虫類・両生類がメインの動物園です。
珍しい爬虫類や両生類が展示されている他、さわる・餌をあげるなどのコーナーがあります(ワニ料理を食べることができるフードコートも……!)。
※ その後KawaZooという施設が近隣にできたようで、現在はそこと共通のチケットで2500円になっていました。
割引情報
モバイルクーポンを使用できない場合は、近辺の施設やお店などで割引券を入手できる可能性があるので、行く前に探してみてください。
「iZoo」割引券
入口
入口をくぐると、お兄さんが「写真撮りますよ~」と声をかけてきます。
おお、なんと親切な! とスマホを渡そうとしたら、お兄さんがカメラを持っていて、出口でその写真を1000円で販売……といううまい商売をしているのでした。
でマンマと買ってしまった私……。でも爬虫類の写真が載っている台紙つきだし、ヘビのポストカードをオマケで1枚もらえたし、なによりいい記念になりますから……買ってよかったです、きっとよかったのです。
キューバイワイグアナ(?)
入場してすぐの所に、大型のイグアナやトカゲが野外で過ごしている様子をガラス越しに見ることができるコーナーがあります。
そこでまったりしていたのがこのイグアナです。
ガラスに貼ってあった写真から恐らくキューバイワイグアナではないかと(もう一種類の大型イグアナであるレッサーアンティルイグアナは写真によると白っぽかったので……)。
どちらのイグアナも、日本ではiZooでしか展示されていない希少なイグアナです。
ヒロオビフィジーイグアナ
「地球上で最も美しいイグアナ」と呼ばれているのも納得の気品あふれるお姿。
オスの体には特徴的な水色の帯があるとのこと。写真のコには見当たらないようなのでメスなんでしょうかね。
メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)
池にはメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)がウヨウヨ……! おさわりOKですヨ!
毒蛇コーナー
ブラックマンバ
コンチハ! とでも言い出しそうなかわいらしい表情でウネウネしていたブラックマンバ。しかしこのつぶらな瞳にだまされてはいけません、毒の強さは世界最強です!
ちなみに口の中が黒いのが名前の由来だそうです。
アカドクハキコブラ
世界一美しいコブラ。本当にまァ、作りもののような美しさです。
しかし「綺麗なバラには棘がある」……、このコブラ、敵の目に向かって失明する恐れがある毒液を吐いてくるのだとか。おおコワ……!
カメレオン
毒蛇コーナーの一画で、カメレオンが放し飼いになっていました!
このカメレオンはおさわりはNGなのですが、かなり接近して見ることができました。しっぽがみごとな渦巻き状になっていてなんだか感動しました。
ビルマニシキヘビ
大蛇もいます。ノーマルニシキヘビがアルビノニシキヘビにヘッドロックされていました。仲良しなんでしょうがちょっと苦しそうですね。。。
ふれあいコーナー
そしてお待ちかねのふれあいコーナーです! この日は4種類の生き物とふれあうことができました。
ボアコンストリクター
おおう、てのひらの上でヘビがとぐろを巻いている……! 硬いかと思いきや意外にプニョプニョしていました。
メガネカイマン
小型のワニ。ワチャワチャしていて持つのが難しかったです。アップで見ると漫画に出てくる頑固親父みたいな顔をしていますね(カワイイ)。
オニプレートトカゲ
オニプレートトカゲ……強そうな名前です。体表もザラッとしていて大根かなんかおろせそうですね。さわった感じはやっぱりザラッとしていました。
ヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキちゃんはペットとしてかなり人気があるようですね。
横浜の爬虫類カフェではいつも奥まった所にいてろくに見ることができなかったのですが、ようやく間近で目にすることが叶いました。更におさわりまで……!
お腹がポヨポヨしていてかわいかったです。
リクガメ
ふれあいコーナーの付近ではリクガメがお散歩していました。餌をあげることができます(リクガメの餌は別料金……300円)。
毒トカゲ
メキシコドクトカゲ
なんだかイボイボしていて悪そうな面構えですが、毒まであるとは……。噛まれると生命の危険があるとのことで、毒はかなり強いようです。
アメリカドクトカゲ
上のはメキシコで、こちらはアメリカです。
毒のあるトカゲは、世界中でこの2種類しかいないのだとか。
動画だと少し色が薄いのですが、実物はもっと真っピンクで、いかにも毒がありそうという見た目をしていました。
ただこちらは、成人男性の場合噛まれて死亡する例は極めて稀とのことなので、意外にもメキシコドクトカゲより毒性が弱いようです(原色のほうがどうしても毒々しく見える……)。
私が見た時は、何やら一所懸命地面をほじくり返していて微笑ましかったです。
ヨウスコウワニ
しばらくこの体勢で固まっていました。なんだかシュール。
ニシキヘビを首に巻いて記念撮影
そして待ちに待ったイベント、ニシキヘビを首に巻いての記念撮影です!
ひらけた場所にブザーが置いてあって、それを押してしばらく待っていると、係員の方がニシキヘビをかついで(!)現れます。
そして係員の方にヘビを巻いてもらい、いざ撮影! 途中ヘビがこっちを向いたりするのはご愛嬌。
ヒンヤリしたイメージを持っていたのですが、思ったよりもぬくもりがありました(係員の方と触れ合っていたから……?)。
ニシキヘビとの記念撮影は別料金で1000円です。台紙つきの写真をその場でもらえます。またスマホでも何枚か撮影してくれます。
中庭
亀レース
一旦屋外に出るつくりになっています。ここでは亀レースが行われます。
月・水・金 | 1日2回(11:00~、14:00~) |
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土・日曜日(祝日も?) | 1日3回(11:00~、13:00~、15:00~) |
参考:Facebook
レースの直前に、10匹の亀の中から1等になりそうな亀の番号を選んで、それが的中すると賞品がもらえるというレースです。
この日のレースは白熱していました。ある1匹が独走状態だったのですが、ゴール手前でピタリと歩みを止め、その間にもう1匹が怒涛の追い上げを行うという……。
かぶりつきで見ている子供たちはもちろんのこと、遠巻きに眺めている大人も思わずエキサイティングしてしまう好レースでした。
ちなみに私の予想は外れました……。なので賞品はハッキリとは分からないのですが、もらっていた人をチラッと伺った所、亀の絵柄のマグネット? か何かのように見えました。
中庭その他
野ざらしコーナーがありましたが、へび研と同様いるはずのヘビやトカゲはあまり見当たらず……。
しかしカメレオンを探せる木があって、そこでは何匹かのカメレオンを見つけることができました。
それと階段を上った所に大型のワニとトカゲがいます(これらはガラスケースの中にいます)。
また、山の上ででかい鳥(エミュー)がウロウロしていました。
体重30kg以下のお子様がゾウガメに乗って記念撮影できるコーナーがあります(1000円)。
再び屋内
再び屋内に入ると、そこは20種類ほどのヘビやトカゲ、イグアナ、カエル、その他虫などが展示されているスペースになっています。
トウブクビワトカゲ
「トウブク-ビワ-トカゲ」かと思ったら、「トウブ-クビワ-トカゲ」らしいです。ガラスケースに手をついた壁ドンポーズがキャワワです。
ヨロイトカゲ
「オオヨロイトカゲ」か「ワーレンヨロイトカゲ」のどちらか。キリッとした佇まいですね。とげとげしいのでさわったら痛そうです。
ホウセキカナヘビ
何見とるんや……とでも言いたげなふてぶてしい表情。しかし綺麗な緑色ですね……さすが名前に「ホウセキ」と入っているだけのことはあります。
カナ「ヘビ」といいつつトカゲです。
ブラブラフィジーイグアナ
なんちゅう名前……そしてなんちゅうポーズ……!
アカメアマガエルの交尾
アカメアマガエルの交尾シーンを激写! メスがうっとりしているように見えるのは気のせい……?
ローズヘアータランチュラ
もふもふの蜘蛛。毛がうっすらピンク色です。
もうどくてん2で見損ねたコバルトブルータランチュラもいたのですが、ここでもやはり縮こまっていてよく見えませんでした……残念。
トルキスタンゴキブリのタワー
木にたかる無数のゴキブリを間近で見ることができます(囲いなし……!)。
近づくとなんともいえないにおいがあって、ゴキブリのにおいなのかと思ったのですが、同行した人は「木に何かが塗ってあるのではないか」といっていました。その「何か」にゴキブリが引き寄せられているのではと……。なるほど、そうじゃなきゃゴキブリがいろんな所に行ってしまいますもんね(それでも何匹かは逃げ出していそうですが……)。
ミルワーム
そしてミルワームがいました。いや、いる分には構わないのですが……なんとこれ、おさわりできます。
しかしできますといわれても……これってさわっても無害なものなのか……大丈夫なのか……とうろたえていたら、子供が平気でこねくり回し出して衝撃を受けました。子供強し……!
見た目的にはキモい展のミルワームのほうがインパクト大ですが、こちらはさわれるというウリ(?)がありますね。
ところで、ゴキブリタワーやミルワームなど、iZooとキモい展には共通点が結構ありますが、協賛でもしているのでしょうかね……?
ワニを抱っこ
ワニを抱っこして歩いている係員の方がいたので、思わずワアッと近寄っていったら抱っこさせてくれました。おとなしくてお腹がプニプニでかわいいのですよ!
たまたま遭遇できてラッキーなのかと思ったのですが、その後別の場所でも抱っこしているお客さんを見かけたので、園内をグルグル回っていて、近づいてきた人に抱っこをさせてくれるサービスなのかもしれません。
このワニが何の種類なのかは聞き忘れてしまいました……。上に出てきたヨウスコウワニに似ている気がするのですが、ヨウスコウワニはもっと大きかったので、ヨウスコウワニの赤ちゃん……?
フードコート「ドラゴンランチ」
エスカレーターをのぼるとフードコート「ドラゴンランチ」があります。ここではワニ料理を食べることができます(普通の食べ物もあります)。
少し前にかわいいワニを抱っこしたばかりなのでなんだかちょっと複雑な気分を抱きつつ……せっかくなのでワニ料理を注文してみることに。
クロコダイルスペアリブ
600円。ちょっとパサッとしていたような気がしますが、味もにおいも食感も見た目もこれといっておかしな点はなく、とても美味しかったです。
クロコダイルバーガー
850円。これも普通に美味しいです。ファーストフード店で出てきたとしても全く違和感を抱かないと思います。
スペアリブもハンバーガーも味付けがしっかりしているからか、ワニ特有の味みたいなものは特に感じませんでした。もともとクセがないのか、それとも下ごしらえを入念に行っているのか……。
感想
珍しい生き物を見るだけでも充分楽しいのですが、おさわりできるとなるとより一層テンションが上がります。
ヘビやトカゲを手に乗せたり、大蛇を首に巻いたり、ワニを抱っこしたりできたことがやはり印象深いです。
ミルワームにもさわれますしね……(私は遠慮しときましたが)!
その他、アメフクラガエルやエリマキトカゲもいるのですが、奥まった所に引っこんでいたため私は見ることができませんでした……。
もしまた行ったらその時は見られるといいなァ……!
子供だけでなく大人でも楽しめる施設ですので、爬虫類好きな方は是非どうぞ!
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