この世にいながらにして地獄めぐりが体験できる!
2017年5月7日、知る人ぞ知る伊豆の珍スポット「伊豆極楽苑」に行ってきましたので、以下でそのレポートをお送りします。
あの世のテーマパーク・伊豆極楽苑
伊豆極楽苑 公式サイト
所在 | 〒410-3214 静岡県伊豆市下船原370-1 |
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入館料 | 大人(18歳以上)……秘宝館と共通で800円 詳細 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
定休日 | 木曜日 |
備考 | 臨時休業あり。Twitterか電話(0558-87-0253)で最新情報を確認できます。 |
秘宝館もあるのですが、メインは地獄極楽めぐり(主に地獄)です。
人形や絵画、ジオラマにより、地獄の様子が分かりやすく説明されています。
凄まじい地獄の展示を見ることにより、日頃の生活態度を改めようという敬虔な気持ちになれるかも……!?
1986年5月5日に設立。30年以上の歴史がある老舗珍スポットです。
現在の館長さんのお父様が設立なさったそうで、お父様は真言宗のお坊さんだったとのことなのですが、「伊豆極楽苑」はお寺という訳ではなく純粋な観光施設です。
駐車場
目印の黄色い鬼
駐車場にある黄色い鬼が目印です。
この鬼はニコニコしてなんだかお茶目に見えますが……中にいる鬼はめちゃくちゃ怖いですよ……!
顔出しパネル
火車……生前悪事を犯した亡者を迎えにくるという地獄からの使者。ムッキムキですね……!
駐車場にはいくつか顔出しパネルが! 館長さんにお願いすると写真を撮ってもらえます。
この顔出しパネルは館長さんが自ら描いておられるのだとか……!
館長さんは画家でもあるとのことで(専門は油絵だそうです)、こういった絵はお手のものなのでしょうが、それにしてもカッコいいパネルです……!
野外に展示してあるとどうしても傷んでしまうため、顔出しパネルは1年ほど経つと作り直すのだとか。これだけのクオリティーのものを1年で使い倒してしまうとは……なんだかもったいない気がします。
入口
伊豆極楽苑入口。
入口にいる小さい鬼。アップで見ると目がイッチャッてるのが分かります。いいですね。いい顔してますね。
本来の営業時間は10時からなのですが、10時少し前に着いた所、早めに開けてもらえました。
顔出しパネルの撮影もして頂いたり、展示についての興味深いお話も伺えたり……と、館長さんがものすごく親切です。
では館内に突入です!
死亡~四十九日
まず始めに館長の奥さんが、死亡時~四十九日までの流れを説明してくれます(10分程度)。
ものすごい善人が極楽に直行したり、ものすごい悪人が地獄に直行したりということもあるようなのですが(火車が迎えにくるケース?)、ほとんどの人がこの四十九日の間に「今後どこに生まれ変わるか」という裁判を受けることになります。
この間に有名な「三途の川」や閻魔大王が出てきます。
説明が終わるといよいよ死後の世界観光のスタートです。
東洋の死神・無常の殺鬼
死ぬ時は死神が迎えにくる……のでしょうか。
上図「無常の殺鬼」は、館長さんが「往生要集」という経典で見つけた東洋版の死神だそうです。「平家物語」の平清盛が亡くなる時にもこの「無常の殺鬼」が登場するのだとか。
上でも書きましたが、現在の館長さんは画家でもあるそうで、この絵も「往生要集」の挿絵をもとにしてご自分で描かれたとのこと。というか、館内の絵も人形もジオラマも全てご家族での手作りというお話でした。すごすぎます……!
しかし「無常の殺鬼」怖いですがカッコいいですね……。ポストカードが売っていたのですかさず購入しました。
一週目(初七日)
まず最初に書類審査(?)があり、その後三途の川を渡ります。
賽の河原
三途の川の手前にあるのが賽の河原。「一つ積んでは父の為 二つ積んでは母の為……」という賽の河原地蔵和讃を口にしながら、幼い子供たちが石を積み上げている場所です。
幼くして亡くなった子供たちは、生前にお布施をすることがなかったために三途の川を渡ることができません。そして親より早く死んで親を悲しませたという罪のために、石を積んでは鬼に壊されるという罰を強いられています。
しかしさすがに延々と……では救いがなさすぎるので、しばらくすると地蔵菩薩さまが迎えにきてくれることになっています。
三途の川
三通りの渡り方があるので「三途の川」というのだそうです。
- 有橋渡……罪のない人は橋を使って渡れる。
- 山水瀬……罪の軽い人は浅瀬を歩いて渡る。
- 江深淵……罪の重い人は深瀬を歩いて渡る。
流れは矢のように速く、波は山のように高く、川上からは岩石が流れてきて、川底には大蛇がいる、鬼に矢を向けられることもあるハードなコース。
しかしここで裏技! アイテム「六文銭」を持っていると舟で悠々と渡ることができます。
「地獄の沙汰も金次第」という言葉はここからきている訳ですね(ただこれ以後はお金があってもどうしようもできませんが……)。
三途の川は涙川 娑婆と冥途の国境い 一度渡ればもう二度と決して帰れぬ悲しさよ
所々にこういった秀逸なキャッチコピー(?)が貼ってあります。クール……!
懸衣翁と懸衣嫗(奪衣婆)
「けんえおう」と「けんえう」と読みます。懸衣嫗はもしかしたら「奪衣婆(だつえば)」という二つ名のほうが通りがいいかもしれません。
三途の川を渡った亡者は、奪衣婆に衣類を剥ぎ取られます。その衣服を懸衣翁が「衣領樹」という木の枝にかけます。その枝のしなり具合により、その亡者が生前に行った罪の重さが見てとれるのだそうです。
ド迫力の展示です……!
二週目~七週目(四十九日)
ここから裁判が始まります。一週ごとに違う王に生前の行いを調べられます。
浮気の調査なんかもあるそうで、その際には猫と蛇が調査員として活躍します。生前に浮気した男性のアレには猫がガブリと噛みつき、生前に浮気した女性の体内には蛇が潜りこむのだとか……。
冥界の裁判官・閻魔大王
知名度抜群の閻魔大王が登場するのは死後五週目です。
- 「浄玻璃の鏡(じょうはりのかがみ)」……亡者が生前にした善い行い、悪い行いが映し出される鏡。
- 「檀拏幢(だんだとう)」……人頭杖(にんずじょう)とも。男女の頭が乗っている杖。
などのアイテムが見えます。こういうアイテムを見るとワクワクしてしまうのは私が中二病だからなのでしょうか……?
ここで「どこに生まれ変わるのか」を言い渡されます。六週目~七週目では再審と最終的な判決が行われるようです。スピード裁判とはいえ、きちんとした手順を踏んで裁判をしてもらえるのはありがたいことですね……。
輪廻転生(六道輪廻)
さて、どこに生まれ変わるか……なのですが、天国(極楽)か地獄か以外にも実はいろいろな行き先があります。その行き先は六道といって、
- 天上界
- 人間界
- 修羅界(阿修羅界とも)
- 畜生界
- 餓鬼界
- 地獄界
のいずれかになります。
生まれ変わる=この六つの世界をグルグルまわるということで、これが輪廻転生(六道輪廻)といわれるものです。
この輪廻転生から抜け出すことが解脱で、解脱することにより極楽にいける――という流れのようです(このへんは諸説ありそうですが……)。
天上界
人間界にいた時によく働いた真面目な人間が行くことができる六道の中ではかなりマシな世界。
何百年と生きられ、快楽をほしいままにできます。しかし臨終の際の苦しみがえげつないのだとか(なんと地獄の16倍!)。
人間界
生老病死や、
- 愛別離苦(あいべつりく)……愛する者と別れなければならない
- 怨憎会苦(おんぞうえく)……怨み憎んでいる者とも顔を合わせなければならない
- 求不得苦(ぐふとっく)……求めるものが必ずしも得られない、思い通りにならない
- 五蘊盛苦(ごうんじょうく)……熱い、冷たい、痛いなどの感覚的な苦しみがある
といった四苦八苦に悩まされる皆様お馴染みの世界。
修羅界
喧嘩、暴力、人をいじめて傷つけるなどをした人がこの世界に生まれ落ちます。
戦いが絶え間なく続く心が休まらない世界。傷ついて死んでもまた戦わなければなりません。
畜生界
動物として生まれ変わります。弱肉強食の厳しい世界であり、人間の家畜になることもあります。
餓鬼界
- 生前に貪欲だった者
- 物惜しみをした者
- 他人を嫉妬した者
が餓鬼界に生まれ落ちます。
鬼の拷問がないだけ地獄よりはいくらかマシですが、ここで生きていくのもかなりヘビーです。
いろいろな種類の餓鬼がいますが(一説では36種類)、大別すると、食べたり飲んだりすることが困難なタイプか、おかしなもの(蛾、糞、膿、死骸、自分の脳、自分の子供など)をたらふく食べさせられるタイプに分かれるようです。
このカオ……! 今にも「何か、何か食わせてくだされ~」と訴えてきそうな迫真の表情ではありませんか……!
地獄
そして皆様お待ちかねの地獄です! 地獄は8つに分かれています。
- 等活地獄
- 黒縄(こくじょう)地獄
- 衆合(しゅごう・しゅうごう)地獄
- 叫喚地獄
- 大叫喚地獄
- 焦熱地獄
- 大焦熱地獄
- 阿鼻地獄(無間地獄とも)
さらに上の地獄ひとつにつき16の小地獄(副地獄、別処などともいう)が付属しています。
※上記は往生要集によるものです。地獄の呼称や分け方は経典によりまちまちのようです。
等活地獄
罪状 | 殺生 |
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刑期 | 1兆6200億年 |
ここでは罪人同士が傷つけ合います。肉をむしりとり、骨になっても争いをやめることはできません。
それに加えて地獄の獄卒の拷問もあります。身体を砕かれたり肉を裂かれたりもしますが、涼しい風が吹くと罪人は生き返り、また再び争ったり拷問を受けたりします。
黒縄地獄
罪状 | 殺生 盗み |
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刑期 | 1兆6200億×8年 |
熱い鉄の墨縄で身体にマス目状の印をつけられます。これだけでもう立派な拷問といえますが、さらにその印の通りに切り刻まれます……(道具は鋸、刀、熱した鉄の斧など)。
印の通りにバラバラに……!
衆合地獄
罪状 | 殺生 盗み 邪淫 |
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刑期 | 1兆6200億×(8の2乗)年 |
ここでももちろん罪人が獄卒によってバシバシ傷めつけられているのですが、「刀葉林」というちょっと変わった拷問があります。オートマチックな拷問とでもいいましょうか。
- ある罪人が木の頂上に着飾った美女を見つける。
- その美女に近づきたくて罪人は木を上るが、木の葉が刀のように鋭くなっていて罪人の身体を切り裂く。
- やっと頂上に着いたと思ったら、「あなたのために私はおりてきたのに……」と美女が媚びを含んだまなざしで下から罪人を見上げている。
- 罪人は今度は下に向かっておりていくが、やはり鋭い葉で身体が傷だらけになる。
- 下におりると美女は木の頂上に……そしてエンドレス……。
これは今の時代ならCGでも使えば獄卒の体力を消耗することなく罪人をいたぶることができる省エネ拷問になりそうですね(地獄目線)。
淫欲にふけって善業に励まない(=邪淫)とこの罰を受けます。
叫喚地獄
罪状 | 殺生 盗み 邪淫 飲酒 |
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刑期 | 1兆6200億×(8の3乗)年 |
熱い地面を走らされたり、熱い鍋に入れられて炒めもののようにあぶられたり、釜でグツグツ煮られたりします。
その他、煮えたぎった銅を口から流し込まれたり……と、全体的に熱いいたぶり方が多いようです。
大叫喚地獄
罪状 | 殺生 盗み 邪淫 飲酒 妄語 |
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刑期 | 1兆6200億×(8の4乗)年 |
上に加えて「妄語」の罪が加わっています(妄語=嘘をつくこと)。嘘に関する罪のためか、舌に関する拷問が多いようです。
- 熱鉄の鋭い針で唇と舌を同時に刺し貫かれる(小地獄:受鋒苦処[じゅぶくしょ])
- 熱鉄の金鋏で舌を抜かれる。また生えてくるので再度抜かれる。以下繰り返し(小地獄:受無辺苦処)
その他眼をくりぬかれたり(これももちろんエンドレス)、剃刀のような鋭利な刃でちょっとずつちょっとずつ身を削られたりします。全体的に「痛い」感じですね……。
人をだました者
舌をぬかれ口をぬわれる
シンプルなだけに力強く、恐ろしい標語(?)……!
焦熱地獄
罪状 | 殺生 盗み 邪淫 飲酒 妄語 邪見 |
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刑期 | 1兆6200億×(8の5乗)年 |
上に加えて「邪見」の罪が加わっています(邪見=仏教の教えに反するような誤った考え方)。
釜ゆでは実は黒縄地獄にも叫喚地獄にも出てくるようです。ネタ切れ……否、きっと地獄の定番アイテムなのでしょう。
皮をはがれ すりつぶされて
肉ダンゴにされる
どうでしょう、このなんの飾り気もないのにとてつもなくショッキングな文章……!
そして鬼の足元にきちんと肉ダンゴが積み重なっているという……これぞまさしく地獄絵図……!
大焦熱地獄
罪状 | 殺生 盗み 邪淫 飲酒 妄語 邪見 尼を犯す |
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刑期 | 測定不能 |
皮はぎの刑があったり(小地獄:普受一切苦悩処)、事前に地獄で行われる数々の拷問を罪人に見せ、「ほ~ら、お前もこれからこうなるのだよ」という心理的な揺さぶりをかけたりすることが特色でしょうか。
その他にもちろん焼かれたりなんだりもするようなのですが……展示では「焦熱地獄」の肉ダンゴが最後で、それ以降が見当たらなかったような……(この文章は本やパンフレットの説明を参考にして書いています)。
阿鼻地獄
罪状 | 殺生 盗み 邪淫 飲酒 妄語 邪見 尼を犯す 親を殺す |
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刑期 | 測定不能 |
無間地獄とも。この阿鼻地獄で受ける苦しみは、前の7つの地獄で受ける苦しみを合わせたものの1000倍も重いらしいです。
- 18人の最恐の獄卒がいる
- 鉄でできた蛟(みずち)や大蛇が84000匹いる
- 500億匹の虫がいる
- 城の四隅に銅でできた犬がいる(ギリシャ神話にもケルベロスという地獄の番犬が出てきますね)
とやたらに細かい設定がありますが、肝心の拷問についてはあまり記述がない……?
伊豆極楽苑のパンフレットの阿鼻地獄に関しての説明も、
この地獄の真の姿は、言うものも聞くものも恐ろしさのあまり血を吐いて死ぬといわれているため、だれにもわからない。
との文章で締められています。
もう今までの地獄で拷問のインフレが起きてしまい、
「こ、これまでの1000倍の苦しみだよ! 詳しくはいわないけど察してよね」
とするしかなかったのでしょうか(大焦熱地獄あたりからそんな気配が)……。
もう少しスタートダッシュを抑え目にしたほうがよかったのでは……2番目の黒縄地獄でもうサイの目状に切り刻まれるという相当残酷な罰が出てきていますからね……これもう少しあとの地獄に出てきても充分通用するような……。
――などとツッコむことにより邪見の罪に問われてはたまらないので、このへんにしておきます。
浮かれた鬼が登場して、これにて地獄めぐりは終了です。
極楽
引き続き仏様の胎内くぐりが始まります。いくつかの鈴がある廊下を抜けると……。
観音さまらしきお人形が現れます。その傍にある鏡張りの床(歩くのが結構怖い)を進んでいくと……。
極楽に到着です!
温度ハワイと同じ 寿命永遠
家賃、敷金、礼金ナシ
衣類、食事、全部タダ
快楽無退(よろこびのつきない)の世界
現実に即していて大変分かりやすいです。これは極楽に違いありません……!
秘宝館
一旦建物の外に出て、階段を上っていくと秘宝館があります。
秘宝館の内部は撮影禁止なので、画像は扉だけで……。
中には艶かしい道具やら、???な人形などが飾られていました。
また『8マン』の作者である桑田二郎さんの「四十八手」の絵がありました。あまりいやらしさを感じさせない美しい絵でした(どギツイ春画などもそれはそれでまた面白くはあるのですが……)。
扉に書いてある「立川流(真言立川流)」は昔存在したというちょっと変わった宗派で、秘宝館でその名が出てくるということはまァそのムニャムニャな訳です。
以前チラッと本で読んだことがあったのですが(澁澤龍彦『秘密結社の手帖R』や、『密教の本a』)、これについてももう少し調べてみたくなりました。邪教……興味深い……。
感想
地獄に比べて極楽のボリュームが少なすぎじゃない……!? と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これは決して私の趣味の問題だけではないのです。
「伊豆極楽苑」での展示も大体これくらいの割合になっていますし、その他の本などを見てもやはり圧倒的に地獄に関しての描写が多く、極楽に関しては終わりのほうにちょこっと出てくるか、もしくは全く触れられていないことすらあります。
恐らくベースになっている経典自体、そのページの多くが地獄(次点で餓鬼界)に関して費やされているのだと思います。
やはりホンワカした極楽の生活より、地獄や餓鬼界の責め苦のほうがバリエーションに富んでいて、想像が広がりやすいのでしょうかね……。
昔の人はもしかしたら娯楽として地獄絵などを楽しんでいたのかもしれません(もちろん仏教的な戒めとしての意味もあったのでしょうが……)。
「伊豆極楽苑」に関しては、駐車場の鬼の人形を見た時には、「アレ、ここはゆるい系かな……」と思ったのですが(それはそれで好き)、中に入ってみたらまさに鬼気迫る展示で圧倒されました。
ランランとした眼光を放つ地獄の従者、悲惨な表情が生々しい人間、そして時折現れる破壊力抜群のキャッチコピー……。
怖がりな子供がうっかり入ったら、極楽まで辿り着くのは至難の業かもしれません。
皆様もよかったら予行演習がてら(?)、地獄めぐりを体験してみてください。
この記事を書くにあたり、伊豆極楽苑のパンフレットや展示での説明の他、上記の本を参考にさせて頂きました。
- まぼろし博覧会~怪しい秘密基地~
レトロ、キッチュ、たまにホラー! あやしい展示がてんこもりのカオスなテーマパークです。 - 怪しい少年少女博物館
「まぼろし博覧会」の姉妹館。こちらもあやしげなムードがムンムンです! - 熱海秘宝館
大人のテーマパーク。おバカでいやらしくて面白い!
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