先日、晴れて将棋ウォーズ＆将棋クエスト（両方10分切れ負け）で初段になることができました。
それまでに私が読んだ3手詰の本を以下でご紹介します（5冊）。
難易度は個人の感覚です（黄色の星の数が多い＝私が難しく感じた本です）。
目次
藤井聡太推薦！ 将棋が強くなる基本3手詰
日本将棋連盟が発行、出題・解説は全日本詰将棋連盟会長の柳田明さんという方がしています。
まず始めに、「（1手詰から）3手詰へのステップアップ」として練習問題が10問あります。
その後第2章では「詰将棋を解くコツ」が書いてあります。「守備駒がなかったら」「玉を一つ動かすと」など、それぞれ2問ずつ問題があり、1手1手の考え方を丁寧に言語化してくれています。
第3章は「詰手筋のパターン別50題」。いよいよ3手詰を解いていくのですが、「金で詰める」「玉は下段に落とせ」などのパターン名が問題図の横に書いてあるので、それがヒントになっています。
第4章「基本3手詰140題」、第5章「卒業問題10題」にはヒントがありませんが、基本というだけあってひねった問題はないので初心者の方でもとっつきやすいと思います。
初めて3手詰を解く方におすすめの本です。
3手詰将棋
著者はプロ棋士の高橋道雄さんです。
易しめで実戦的な3手詰がたっぷり202問載っています。
ヒントなどはなくとてもシンプルな紙面ですが、解説が丁寧で分かりやすいです。
1・3・5手 実戦型 詰将棋
著者はプロ棋士の飯野健二さんです。
1手詰80問、3手詰84問、5手詰110問が載っています。
5手詰まで載っているなんてなんだかお得！ と思い購入したものの、私は5手詰にはほとんど手をつけておらず……。
3手詰については、問題自体も易しめだと思いますが、ヒントが問題ページに書いてあることもあって、かなり解きやすいです。
5手詰にも挑戦したい！ という方は是非どうぞ。
新版 3手詰ハンドブック
著者はプロ棋士の浦野真彦さんです。
3手詰といえばコレ！ といった感じの、指す将初心者の聖書的な本かもしれません。
しかしこの本、始めの方は結構サクサク解けるものの、後半になるにつれだんだん難しい問題が増えていくような……。
私はこの本を最初に買ったのですが、読み始めた当初は後半の問題がほとんど解けず心が折れました（その後しばらく放置）……。
ので、3手詰に慣れてきた方におすすめです。
それと遠出する時などに持ち歩く場合、私はこの本を選びがちです。他の本とそれほど大きさは変わらないのですが、ちょっと軽い気がします。あとなんだか見た目がオシャレだからですかね。
詰将棋一丁目三番地
著者はプロ棋士の森信雄さんです。
似た局面の問題が1ページに2つ載っています。なぜ下の問題は上の問題と同じ手では駄目なのか、などと考えることがかなり勉強になります。
私は将棋ウォーズ1級で伸び悩んでいたのですが、この本の3手詰を3周する途中くらいで初段になることができました。
1手詰120題、3手詰240題と問題数もたっぷり。
私にはかなり難易度高めの3手詰でしたが、読んでよかったです。
「詰め放題 3手」苦手な3手詰めを登録して繰り返し解くことができるアプリ
苦手な3手詰めを登録して繰り返し解くことができるAndroidアプリです。
手前味噌で恐縮ですが、将棋ウォーズと将棋クエストで初段になれたのは、このアプリで苦手な3手詰めを繰り返し解いたおかげもあるのかなと思います。
初段を目指している方はよかったら使ってみてください。
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