うらなか書房のあやしいグッズあり〼

うらなか書房と申します。AmazonYahooTシャツトリニティなどで、ちょっとあやしいTシャツやグッズの販売をしています。このブログでは、おすすめの映画や漫画、本、その他風変わりなもの・場所などの紹介をしています(たまにお役立ち情報や陰気な話も書きます)。

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【ハンドメイド】手作りツールのご紹介【Tシャツくん、製本屋さん】

time 更新日:  time 公開日:2016/03/30

白黒Tシャツ図柄アニメ

以前うらなか書房は、Tシャツを半分手作りしていました。
その際に使っていた手作りツールを以下でご紹介します。

太陽精機株式会社のTシャツくん

TシャツくんWEBSHOP
TシャツくんWEBSHOP

この「Tシャツくん」という機械があれば、自宅でTシャツの絵柄を刷ることができます。
シルクスクリーンというプリント方法で、アイロンプリントなどと比べて色落ちがしにくいとのこと。
私もよく自作Tシャツを着ていますが、洗濯したために色が落ちたということはこれまでの所ありません。

版作り

自分の描いた絵などを専用プリンター用紙に印刷して(手書き用の紙もあります)、それからというものを作るのですが、これがなかなか手こずります。

絵の線が1mm以上と説明書に書いてありましたが、1mmギリギリだと刷る時に線がかすれる恐れがあります。念のためもう少し線を太くしたほうがいいと思います。
この版をきちんと作ることができれば、あとはどんどん刷るだけです。

刷り方

刷り方は、Tシャツの上に版を置き、そこにペースト状のインクをのせて、インクを絵の上から下までへらのようなものでなすりつける感じです。
スクリーン版というのが網の目になっていて、絵の線の部分がぬけているので、インクがそこを通過するという仕組みです。
版に問題がなければ、刷りで失敗するということはそんなにないと思います。

追記

版によっては結構刷りに失敗することがあるかも……。
絵が大きかったり、線が細かったりすると失敗する確率が高い気がします。

大きい絵を刷りたい場合は、普通の「Tシャツくん」よりだいぶ高くなってしまいますが、「Tシャツくんワイド」を使ったほうがいいかもしれません。


Tシャツくん ワイド製版機

Amazon 楽天

  

Tシャツ以外のものにもプリントできる

TシャツNO.5全体
「うらなか書房TシャツNO.5」

うらなかキャミソール
上と同じ版を使って作った「うらなかキャミソール」

うらなかバッグ
同じく「うらなかバッグ」

Tシャツくん」は布製品であればほとんどのものにプリントができますので、うらなか書房はTシャツに限らずバッグキャミソールなども作っていました。

「Tシャツくん」はネットやハンズなどで入手できます

Tシャツくん」はハンズなどで販売しています。

Amazonなどのネットショップでも売っています。


太陽精機 シルクスクリーンプリント Tシャツくん ブラック

Amazon 楽天

私はユザ○ヤ(実店舗)で3万円前後で購入しましたが、Amazonや楽天の方がだいぶ安いですね……。ネットで買えばよかった……。

継続的にTシャツをプリントする方は、業者に頼むよりこの機械を買ってしまったほうが、Tシャツ1枚の単価がだいぶ抑えられるはずです。
ただ、やはり手間ひまが結構かかりますし、神経も使いますので、職人的な作業がお好きでない場合はストレスになってしまうかも……。
元を取る前にイヤになってしまったらもったいないので、買うかどうかは慎重に考えたほうがいいと思います。

手作り本・製本機「製本屋さん」工房

手作り本・製本機「製本屋さん」工房
手作り本・製本機「製本屋さん」工房

上記ページの製本機と付属品を購入すれば、あとは市販の接着剤を用意するだけで自宅で本を作ることができます。

グルーガン(ホットメルト)を使ったほうがいい

はじめ付属の木工用ボンドで作ってみたのですが、私が不器用なのも手伝ってかどうも作りが危なっかしかったので、上記サイトで紹介されていたグルーガン(ホットメルトともいう)なるものを後から買いました(私が購入したのは太洋電機産業株式会社のホットボンド。近所のホームセンターで1000円くらいでした)。

このグルーガンを使うと、本が市販本並の強度になるということ。
クッキングシートやアイロンをセットで使うことになるので、木工用ボンドだけの時より手間は増えますが、さすがにしっかりとした本を作ることができました。

結構体力を使う

何が大変かといえば、金のこで紙に1センチ間隔くらいで切り込みを入れる作業。
これが結構体力を使います。
また、この時紙屑が周囲に飛び散るので注意です。

「霧雨ダンス・ホール」表紙

うらなか書房作の『霧雨ダンス・ホール』という本の場合、

  • A4の紙を半分に切る(A5で両面印刷用の用紙が近所の店で見つからなかったため)
  • 本文の印刷が半分手作業(これは恐らく使っているプリンターの不具合のせい)
  • せっかく自分で作るのだからと表紙の作りを変に凝ってしまった(と言っても別に格好良いものでなく、手作り感丸出しです……。最初のバージョンは上に載せた図よりもっといろいろな工作を施していました)

ため、余計な手間がかかりますが、一般的なソフトカバーの本であれば1冊15分くらいで製本できるのではないかと思います(慣れれば)。

こちらも、これから継続的に本を作ろうと思っている方であれば、業者に印刷・製本を頼むよりも1冊の単価を安くできるかもしれないです(業者さんの場合、表紙の紙質や、絵をカラーにするかどうかなどで単価がだいぶ違うようです)。
ただTシャツを作る時よりも、本を作る時のほうがかなり根気が要ります……(私の所感ですが)。



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