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血を吸うシリーズ

time 更新日:  time 公開日:2009/09/10

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岸田森さん(『怪奇大作戦』の牧史郎役の俳優)が吸血鬼を演じているという『血を吸う薔薇』(「血を吸うシリーズ」の3作目)を以前から観たいと思っていました。
ネットでレンタルできるかな……と検索をかけてみたら、ない! 「血を吸うシリーズ」3作品ともない……!
という訳でリクエストを出してみたりしたのですが、そんなこんなしている間に「シネマバー ザ・グリソムギャング」というお店で、「血を吸うシリーズ」1作目『血を吸う人形』を上映するという情報を発見しました。

霧が流れる不気味な森
美しい唇が……ナイフが迫る
呪いに蘇った死美人が
生血を求めてすすり泣く……

妖しい洋館、魅惑の美女殺人鬼、文学的かつ意外なストーリー。 通称「血を吸うシリーズ」三部作の嚆矢たる傑作を銀幕でどうぞ!
ザ・グリソムギャングWebサイトより

上映日

2009年8月29日(土)、30日(日)

会場

シネマバー ザ・グリソムギャング(小田急線・読売ランド前駅より徒歩7分)

タイムスケジュール

14時30分開場
15時~上映(71分・35㎜フィルム上映)
16時30分~トークショー(90分・客席からの質問タイム含む)
18時~サインタイム
19時~21時懇親会(オプション・会費別途5,000円)

 

ゲスト

29日(土)小林 夕岐子さん(主演・野々村夕子役)
30日(日)原 一民さん(撮影)、長野 洋さん(脚本)

料金

各日予約3,500円(当日4,000円)、2日通し予約6,000円


きっと東京のどこかだろう……と思ったら神奈川県、しかも割と馴染みのある小田急線、これも何かの縁? とばかりにヒョコヒョコ予約してしまいました。
『血を吸う人形』には岸田森さんは出ていない訳ですが……しかもよくよく考えたら、夫と二人で行くとなると、DVD買っちゃった方が全然安上がりだったりもするのですが……ま、まァいいんです。お店自体も面白そうだし(シネマバーだなんて初耳です)、思い出作りにちょっくら出かけてこようかと思います。

これが面白かったらDVD「血を吸う箱」を買っちゃうかもしれないです……多分買いそうです……買うんだろうな……こうしてまた部屋にものが増える……そして金欠に……そしてその直後にネットレンタルのリクエストが通ったりして……ギャーですな、それこそギャーです(?)。
それはともかく、ご興味ある方はザ・グリソムギャングでご予約をどうぞ!

『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』上映会感想

『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』を観てきました。
想像以上に面白かったです。制作費が普通の映画に比べるとべらぼうに低予算だったそうなのですが(映画産業が大分傾いている雰囲気の頃に作られたらしいです)、そういったことをあまり感じさせない、気品のある映画でした。

プロデューサーの方が、ポーの『ヴァルデマール氏の病気の真相』(創元推理文庫の『ポオ小説全集 4a』では『ヴァルドマアル氏の病症の真相』という題名になっています)が好きで、それをモチーフにして製作されたのだそうです。洋館だとか、ポーの小説のあの妙に重苦しい雰囲気とでもいうのか、そういうのが好きな方はもしかしたらこの映画にもハマれるかもしれません。

おまけでもらったフィギュア

『血を吸う人形』おまけの棺桶フィギュア
棺を開けると……

『血を吸う人形』おまけの棺桶フィギュアの中身
ギャー! 中には人形が……!

「血を吸う箱」

「血を吸う箱」中身

そして案の定買ってしまいました、「血を吸う箱」……!
2作目『呪いの館 血を吸う眼』、3作目『血を吸う薔薇』はこれから見るので楽しみです。元はといえばお目当ては岸田森さんだった訳ですから……ノリノリで大活躍らしいです。
そして初回特典の「カンオケバンク」……すごいツボです。コインを置くと棺の中から吸血鬼の手がニューッと出てきて引きずり込むのだそうです。そ、それは是非とも見てみたい……! でももったいなくてまだ使っていません。誕生日にでも思い切って箱から出してみようか……と逡巡する今日この頃です(自分へのお祝い的な……?)。


血を吸う箱 DVD-BOX

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数年を経た後の追記

2作目『呪いの館 血を吸う眼』、3作目『血を吸う薔薇』をその後何回か観たのですが、どうも印象に残るシーンがない……(特に2作目)。つい先日ももう売ってしまおうかと3作とも観返してみたのですが、やはり可もなく不可もなくといった感じです。
しかし雰囲気的に捨てがたいものがあるので、なんとなくまだ手元に置いてあります。
そしていまだに「カンオケバンク」はもったいなくて未開封のままです。

また、久々に「シネマバー ザ・グリソムギャング」のWebサイトを訪問してみた所消えていました……。残念ながらお店自体がなくなってしまったようです。