現在はデザインのみを作って、Tシャツやグッズの作成・販売は業者さんにおまかせしているうらなか書房ですが、以前はほとんどの作品を半分手作りしていました(Tシャツや画集、時計、小説など)。
以下にそれらの作品を思い出として掲載しておきます。
うらなかTシャツ
うらなかTシャツNO.5……丑の刻参りをモチーフにしたデザインです。
全部で5種類の白黒Tシャツを作っていました。
「Tシャツくん」というハンドメイド用品を使って、Tシャツの図柄を自分で刷っていました。
Tシャツくんについては以下をご覧ください
宣伝目的と、薄利多売を狙って1枚1000円で販売していました。
イベントなどではうらなか書房としては目玉商品でしたが、一般的な多売には程遠かったですね……。
というか、多売を狙うなら手作りでは無理があるのでは……ということに途中で気付きました。
という訳で結局薄利小売に終わりました(これはTシャツだけでなく他の商品も……)。
Tシャツの派生品
「Tシャツくん」はTシャツに限らず、布製品であればほとんどのものにプリントすることが可能なので、Tシャツ以外にもバッグやキャミソールを作っていました。
うらなかバッグ
うらなかキャミソール
ただ作ってから、上記デザインに「ヨイTシャツ」という言葉が入っていることに気付いてアワワ……となりました(でもまァいっか、とそのまま販売していました)。
いかもの画集
いかもの画集
『いかもの画集』表紙
『いかもの画集』裏表紙
いかもの画集2
『いかもの画集2』表紙
『いかもの画集2』裏表紙
『いかもの画集2』中身
「蛇腹式ミニ画集」と銘打った手作り画集。
市販の絵手紙用の蛇腹用紙とダンボール、和紙をゴニョゴニョやって、ホットメルトという接着剤を使って合体します。
Tシャツや小説に比べると作るのは楽でしたが、印刷がたまにずれたりかすれたりすることがあって、それが経費的に痛かったです(蛇腹用紙が結構高い)。
Tシャツと同じ1000円という値段になったのも、原価が結構かかるためです(値段設定がおかしくないですか……!? と突っ込まれたことがあります……)。
以下のページで『いかもの画集』の作り方を解説しています
うらなか時計
うらなか時計1
うらなか時計2
市販の時計をバラバラにして、絵を貼り付けてから元に戻すという方法で作っていました。
これも比較的作るのは楽でした。
製作中の「うらなか時計」
絵柄の目の部分をカッターでくりぬいて、時計の芯(?)にブッ刺します。
最初は何かイヤでしたが、慣れるとなんてことなくなりました。
慣れとは恐ろしいものです……。
うらなかミラー
「うらなかミラー」鏡面
化粧ポーチに入るくらいの手鏡です。
これは業者さんに注文しました。
袋にしまって押入れにしまっておいた所、錆が発生して売りものにならなくなった思い出……。
この出来事により在庫を抱えるリスクを痛感しました。
うらなかミニ看板
ものすごく初期の頃の作品。
これを持っている方がいらっしゃったらかなりレアです(そして相当な物好きさん……)。
初期のうらなか書房は何故か貧乏臭さにこだわりを持っていて、やたらダンボールを多用していました。
絵柄が今とはだいぶ違ってちょっとバタ臭いかも(描いている内容は今も同じような感じですが……)。
今こういう絵を描けと言われても恐らく描けないです。
小説
『きる』
『きる』表紙
『なれはて・歯科医』
『なれはて』表紙
『歯科医』表紙
2つの小説を上下逆にくっつけて両A面方式としていました(今考えるとなんでそんな仕様にしたのかよく分かりません……)。
『血塗レ女顔』
『血塗レ女顔』表紙
『霧雨ダンス・ホール』
『霧雨ダンス・ホール』表紙
『異嗜』
『異嗜』表紙
5作中2作(下2つ)を「製本屋さん」というハンドメイド用品で手作りしていました。
「製本屋さん」については以下をご覧ください
小説作りが一番大変でした……。
本の背にあたる部分をやすりでゴリゴリしたり、金のこで切れ込みを入れたり……と、かなりの時間と手間がかかりました(表紙に凝ると更に大変なことに……)。
小説を書くのにもものすごく時間がかかりますしね……。
そしてその割にTシャツやグッズなどよりも更に売れないという……。
始めは小説をメインで販売していたうらなか書房なのですが、次第に絵の方にシフトしていったのはこういった理由があるのです……いや、ただ単純に絵を描く方が楽しくなったというのが一番大きいですが……。
実は絵を描き始めたのも、自分の小説の挿絵のためだったのでした。
今では小説はすっかり書かなくなりましたが、そのおかげで絵を描くという楽しみを見つけることができました。
うらなか書房をやっていなかったら、絵を描くことも、WordPressでサイトを作ることもなかったんだろうなァ……とたまにしみじみ思います(その方が幸せな人生だったりして……!? いやでも、貧乏ですがそこそこ楽しいですよ)。
番外編
イベントのチラシとチケット
「新宿百鬼夜行」チラシ
「新宿百鬼夜行」チケット
「きわものどもの夢がたり」チラシ
ジャズトランペット奏者の庄田次郎さんのご依頼で、イベントのチラシを作成しました。
舞踏やジャズ、パーカッション、和太鼓、一人芝居などが入り乱れるとんがったイベントでした。
こういうチラシを作るのは結構時間がかかりますが楽しいです。
本の表紙やチラシを作成している時が実は一番楽しいかも……。
「うらなか書房展覧会」のポストカード
原宿デザインフェスタギャラリーで個展を行った時に作ったポストカードです。
看板
イベントに出る時に使用していた看板たちです。
初期の看板
上でも書きましたが、何故か貧乏臭さにこだわっていた初期のうらなか書房。
看板もダンボールで作っていました。
でかい看板
途中から「でかいと目立つのでは……」という魂胆からでかい看板を使用していました。
細長い看板
でかい看板は確かに目立ってその点はよかったのですが、持ち運びが大変だったので、最終的に背中に背負えるくらいの細長い看板を使用していました。
ちょっとしたスキマに置くことができるので使い勝手もよかったです。
アートフリマに出展する場合などにオススメです。
GIFアニメ
以前うらなか書房はこのサイトでネット販売をしていたのですが、その注文完了画面に上のGIFアニメを貼っていました。
現在は以下のショップでうらなか書房作品を販売してもらっています
Amazon | YAHOO! ショッピング | Tシャツ トリニティ |
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