開催日時
2006年11月18日(土)、19日(日)
10:00~17:00
会場
青梅住吉神社およびその周辺
備考
入場無料。雨天中止。
うらなか書房は19日(日)のみ、神社の傍にある「住江町駐車場」に出展予定です。
「ミステリアスな青梅宿、街がまるごと劇場だ!」
青梅宿アートフェスティバルと同時開催される「青梅手づくりいっぱい市」に出展します。
普段の青梅手づくりいっぱい市の出店料は1000円ですが、この二日間はスペシャルらしく、出店料が2000円です(それでもお手頃価格……ちなみに1日のみでも2日間の出展でも2000円とのこと)。
という訳で、住吉神社およびその周辺では「手づくりいっぱい市」が行われますが、その他にも様々な催しが目白押しです。
青梅駅から、青梅市役所があるお隣の東青梅駅までの通り一帯が会場とのこと。
ライブだとか劇団の出し物だとか、見物できるイベントもあれば、自ら参加して楽しめるイベントもたくさんあるようです。
私が特に気になるのは「黄金仮面の謎解きウォークラリー」です。
黄金仮面からの挑戦状だ!
まちを探索しながら謎を解きたまえ。
見事、謎を解明すれば・・・。
青梅宿アートフェスのチラシより
と、「解きたまえ」って……。
いいですなァ、誰かが黄金仮面になりきって書いたんでしょうなァ。
というかこの文章を抜きにしても、実は私はもともとこういうイベントが結構好きだったりします。
普段はアンマリ遊園地という所には赴かない私ですが、その昔、こういった謎解きイベントが行われていた為、二子玉川の「ナムコワンダーエッグ」(今はもうないらしい)にわざわざ足を運んだという過去を持っています(しかも二回も)。
という訳で、もし当日私がブースをほったらかしていたら「謎を解いているんだな」と思ってください。
「謎解きウォークラリー」は青梅駅前案内所がスタート地点とのことです。
皆さんも是非謎を解いてみてください。
あとできれば見たいのが「乱歩古本市」です。
これは「昭和レトロ商品博物館」で行われるそうです。
このあたりに特設ステージも組まれるらしく、舞踏家のパフォーマンスなどもここで見られるかもしれないです。
その他チンドン屋、大道芸人が居たり、懐かし映画の上映、鉄道写真展もあるとのこと。
こりゃあ10時~17時まで結構ギュウギュウで遊べそうですね。
お越しになる際には「着物を着て」、または「仮面をつけて」行くとオトクがいっぱいだそうです。
通りにいくつかある「お茶屋さん」でおもてなしを受けられたり、また、昭和を楽しめる3館(昭和レトロ商品博物館、赤塚不二夫会館、昭和幻燈館)めぐりが無料とのこと。
ではでは11月19日、お時間あったら是非青梅にお越しください!
出展報告……?
2006年11月19日(日)、うらなか書房は青梅手づくりいっぱい市に出展……しませんでした!
それなのにこの日どうしてか、うらなか書房製品をお買い上げ頂いた方が数名いらっしゃるのですねー。
その理由はおいおい述べることとして、以下青梅宿アートフェスティバルについて記します。
雨のため受付で出展をキャンセル
当日、天気予報どおり雲行きが怪しく、それでも2、3時間は出来るんじゃないかと期待していたのですが、青梅に向かっている道中もうポツポツ降ったり止んだりで、着いた頃にはこりゃあ無理だというコンコロモチになっていました。
受付で出展キャンセルをしたのが朝9時半頃だったでしょうか。
もうそれからは「今日は遊ぶぞ!」と気分を切り替え、とりあえず車を駐車場に入れることに。
駐車場というのは青梅市役所のもので、青梅駅のお隣の東青梅にあります。
何とお祭の日はありがたいことに無料で使わせてくれるというのですねー。
でそっから、電車に乗って青梅駅に行こうか……と考えていた所、
市役所前にボンネットバスを発見。
このバスはお祭の際、青梅~東青梅の間を行ったり来たりしてくれるらしいのです。
しかもこの運賃も無料。
何てサービスのよさだ青梅! そしてこのバス、カッコよすぎます!
ウォークラリー
お目当ての謎解きウォークラリー、
謎解き……というかクイズみたいな感じでしたがナカナカ楽しめました。
青梅から東青梅の間に設置されたお茶屋さん6箇所と、それと同数のチェックポイントを回って歩くので、結構いい運動になりました。
写真は一番最初に見つけたチェックポイント……道端に急にこういうのがぶら下がっています。
はじめ気が付かなくて通り過ぎてしまいました。
そんなこんなやりながら、神社を参拝したり、レトロな景観を眺めたりして、終り頃にはスッカリ青梅を満喫した気分になれました。
全てのチェックポイントを回り、駅前案内所に戻ると景品がもらえます。
案内所のおじさんが「アノ、これ、こんなもんで申し訳ないんですが……」とおずおず差し出してきたのは恐竜形の水鉄砲と2Bの鉛筆。
……いい、いいなァ、自信のない大人って、何だかいい。
ちょっと歩いたくらいでそんなにスゴイものもらえるとは端から思っていないので、安心してくださいおじさん!
それに水鉄砲も妙にリアルでなかなかアジがありますよ!
お茶屋さんでうらなか書房の展示をさせて頂けることに!
そしてウォークラリーの最中、スタンプを押しがてら休憩させてもらった「にしわけ茶屋」さん、何だかんだの話の流れでここにうらなか書房製品を置かせて頂けることになりました!
雨で人出があんまりなく、ちょっと空いているスペースがあるとのことで、本当にありがたかったです。
しかも、ウォークラリーなどを終えて帰ってみるとチョット売れていたのでビックリしました。
茶屋の方は場所代だとかイラナイと仰ってくれたのですが、飾らせてもらっただけでもありがたいのに、まさか販売までしてくださるとは夢にも思わなかったので、本当に心ばかり、ホントにちょっぴりですが、売上の中から寄付をさせて頂きました。
にしわけ茶屋の皆さん、そしてこちらでお買い上げ頂きました方々、誠にありがとうございました!
また、ここのコーヒーは1杯50円と激安でした。
他のお茶屋さんでも、甘酒を無料で振舞ってくれたりそれにポップコーンがついてきたりと、何故にここまで良心的かっつう位のサービスっぷりでした。
昭和レトロ商品博物館
その他、ウォークラリーを片付けがてら、「昭和レトロ商品博物館」に入ったりしました。
ここの二階のバルコニー(?)がステージとして使われていて、催しものが行われている時は建物前がちょっと賑わっていました。
ここの二階には「雪女の部屋」という常設展示がありまして、しかしこの日は立入禁止……役者さんや踊り子さんたちの控え室みたいにして使われていたのですね。
でもどうしても見たい、見らいでかってんで、受付の方に頼んでみた所、「(踊り子さんか誰かが)パイパイ出してるかもしんないけど」とチョット覗かせて頂けることに。
残念ながらポロリはありませんでしたが、雪女のいい絵が飾ってありました。
それと1階に見るからにマジシャンぽい人がウロウロしていて、案の定マジシャンでした。
チョチョっと二つ三つやってみせてくれたのですが、目の前で見ていてもサッパリ種がわかりませんでした。
生マジシャンはすごいです。
昭和幻燈館
それと意外にヒットだったのが「昭和幻燈館」のジオラマでした。
映画看板が飾ってあるというのでそれがお目当てだったのですが、同じくらいジオラマもよかったです。
額縁ショーだとか見世物小屋のジオラマがあるあたり「やるな!」っつう感じでした。
まとめ
雨のせいで土曜日に比べるとお客さんは全然少なかったらしいのですが、それでも着物を着て歩いている方がチラホラ居たり、また、雨が小降りの頃には人力車も頑張って走っていました。
それと黄金仮面ぽい扮装をした方を数名見かけたりもしました。
お祭のテーマは毎年変わるらしく、やっぱり今年、「黄金仮面の青梅宿」の手づくりいっぱい市に、ちゃんとした形で参加してみたかったという思いもありますが、朝からたくさん歩いてたくさん遊ぶということは滅多にないことなので、たまにはこういうのもアリだなァと思いました。
そして改めて、青梅・あったかい町、という印象が深まりました。
来年の青梅宿アートフェスティバルにも期待しています!
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