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おすすめの漫画(ホラー多め)を紹介しつつ「ファン」かどうか考えてみる【諸星大二郎『妖怪ハンター』など】

time 更新日:  time 公開日:2016/03/12

以前に、

おすすめの小説や本を紹介しつつ「ファン」かどうか考えてみる【夢野久作『ドグラ・マグラ』など】

という記事を書きました。

どれ位作品を読んでいたり愛着を持っていればファンといえるのだろうか……というようなことを考えつつ(結論は出ない)、好きな小説や本をちょこっとずつ紹介させてもらったのですが、今回はその漫画編です(と言いつつ1個画集が紛れていますが……)。

漫画も小説・本と同様に軽くこじらせている感じですが、よかったらご覧ください!

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『妖怪ハンター』諸星大二郎


妖怪ハンター(地の巻)

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最初に塚本晋也監督の『ヒルコ 妖怪ハンター』という映画を観て、


ヒルコ 妖怪ハンター

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その原作がこの漫画だと知って読んでみた所、大ハマリしました。

映画は映画でよかったのですが(オカルト+モンスター+青春+コメディといった感じ)、漫画には漫画独特の味があります。

妖怪」というと水木しげるさん的な何かを連想するかもしれませんが、『妖怪ハンター』は民俗学+都市伝説といった雰囲気で、水木しげるさんとはまた違ったテイストです。

妖怪ハンター』シリーズの中でも、おすすめは何と言っても上記に画像を載せた『妖怪ハンター 地の巻R』です。
これが『妖怪ハンター』シリーズの始まりでもありますし、名作と名高い「生命の木」も収録されています(東北の隠れキリシタンの村で、掌に穴が開いた殺人死体が見つかって……という話。大変神々しいです)。

生命の木」は阿部寛さん主演で映画化されましたが……


奇談

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映画は……ウーム……。

それと映画『ヒルコ 妖怪ハンター』のベースになっている「黒い探求者」も『妖怪ハンター 地の巻R』に収録されています(第1話。主人公である異端の考古学者・稗田礼二郎が比留子の里に到着すると、古墳の石室で首なし死体として発見されたという男の首が闇の中に現れて……という話)。
映画とはちょっと違うカッサカサのアレに衝撃を受けました。
このカッサカサのアレにより心を鷲掴みにされたといっても過言ではありません。


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『地の巻』以外の『妖怪ハンター』シリーズ

妖怪ハンター 水の巻R』『妖怪ハンター 天の巻R』『夢見村にて 妖怪ハンター稗田の生徒たちR』も面白いのですが、


稗田のモノ語り 魔障ヶ岳

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のラッパー教祖・岩田狂天のキャラが強烈でおすすめです。

(現在電子書籍しか販売されていないようです)

『栞と紙魚子』シリーズなど


栞と紙魚子(1)新装版

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妖怪ハンター』と同じく諸星大二郎さんが描いているこの『栞と紙魚子』シリーズも大好きなのですが、諸事情(主に私のお財布の……)により途中までしか読めていないです……。
妖怪ハンター』シリーズよりおとぼけ感が強いほのぼのホラー漫画です。

他、『暗黒神話R』や短編集を何冊か読んだものの、それらにはあまりピンと来ず……。

『妖怪ハンターシリーズ』ファン、とはいえそうですが、諸星大二郎さんファンを名乗れるかというとちょっと微妙な所であります……。

『デビルマン』永井豪


デビルマン(1)新装版

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最初の方の昭和のノリが古臭すぎてどうなることかと思いましたが、悪魔(デーモン)が出てきてから俄然ハマリました。
絵柄も、巻数が進むにつれて私にはちょうどよくなっていきました(ちょっと慣れたというのもあるのかも……?)。
ただ、ダメな方は最後までダメかもしれません。
私はあまりキレイすぎる絵よりも、『デビルマン』や『妖怪ハンター』のようなちょっと泥臭くて味のある絵が好きです。

悪魔(デーモン)が存在する……というだけでかなりのぶっ飛び設定であるのに、そのデーモンと主人公が合体するという更なるトンデモ設定、デーモンたちの禍々しくも個性あふれる形態、後半の怒涛の鬱展開、同性愛的な描写……などなど、内容が濃すぎる漫画です。
変に引き延ばしたりしないでスパッと終わる潔さも○。

ちなみに、私は講談社文庫版(全5巻)を読んだのですが、本当は完全復刻版aを読んだ方がいいようです(文庫版は余計な付け足しと、逆に重要なシーンのカットがあるとか……)。

完全版を読んでいないのでファンとは言えないでしょうか……!?(お金持ちになったら買いたいです)


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映画は……

また、映画は伝説的なクソ映画といわれていますので、クソ映画を鑑賞して笑う趣味がある方以外は観なくて大丈夫です(というか観ない方がいいです)。


デビルマン

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レビューがケチョンケチョンですごいことになっていますので、ご参考までにAmazonへのリンクを貼っておきます。

『ベアゲルター』沙村広明


ベアゲルター(1)

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これはもう表紙がめちゃくちゃ好きなんです。
で買ってみたら、中身もめちゃくちゃ面白かったです。

バイオレンスエロス、そしてたまにギャグ! といった感じの今時珍しく(?)不健全な漫画です。

作者の方も1巻のあとがきで「東映ピンキーバイオレンス」を意識した、というようなことを書いているのですが、ホントにそんな感じのノリです(女性がやたら強い、女囚701号さそりチックな黒づくめの女が出てくる、その女はどうも復讐を企てているらしい……などなど)。


女囚さそり けもの部屋

イメージ図。『ベアゲルター』の黒づくめの女性は隻眼のドイツ人で、ナイフではなくライフルを持っています。

叛逆ずべ公アクション」なんていうキャッチコピーがしっくり来る漫画は、他にはそうそうないのではないでしょうか(ひと昔前の漫画『スケバン刑事a』なんかがちょっと当てはまりそうな気もしますが……)。

詳しくは下記記事をご覧ください

中二病におすすめの漫画『ベアゲルター』(沙村広明)【叛逆ずべ公アクション】

『ブラッドハーレーの馬車』など

ベアゲルター』はものすごく好きなのですが……。
実はこれより前に、同じ沙村広明さんの『ブラッドハーレーの馬車』を読んだことがありました。


ブラッドハーレーの馬車

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問題作として一部では有名なようです。
確かに胸糞悪い漫画で、私は嫌悪感を覚えました……。
しかしだからイヤという訳ではなくて、単純にこの作品は好みではなかったです(胸糞悪くても嫌悪感を抱いても、それでもなお好きといえる映画や漫画もありますからね……)。

それと、代表作である『無限の住人R』を読んでいないので(読みたいと思いつつ、巻数が長い漫画があまり好きではないのでなかなか手を出せずにいます……)、沙村広明ファンとは口が裂けてもいえそうにありません……。

『ブラッドハーレーの馬車』については以下の記事をご覧ください

【1巻完結】精神的に怖い漫画6作【四丁目の夕日、ブラッドハーレーの馬車など】

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『神の左手悪魔の右手』楳図かずお


神の左手悪魔の右手(1)

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楳図かずおさんだと何と言っても『神の左手悪魔の右手』が好きです。

実は楳図かずおさんは、純然たるスプラッターより「人間が怖い」的な作品を多く描いていますが、『神の左手悪魔の右手』はゴリゴリのスプラッターです! ヒャッハー!

もちろん『赤んぼ少女R』『漂流教室R』『おろちR』『洗礼a』『わたしは真悟R』『14歳R』なども好きなのですが、やっぱり『神の左手悪魔の右手R』が一番テンションがあがります。

詳しくは以下の記事をご覧ください

ホラー好きが選ぶ! 楳図かずおの漫画 おすすめベスト5+α【漂流教室だけじゃない!】

『地獄変』日野日出志

日野日出志さんの漫画はどれもグログロギッチョンチョンなものばかりです。

地獄変R
(表紙の絵がちょっと怖いので閲覧注意です)

地獄変』のベースになっている短編漫画『地獄の子守唄R

蔵六の奇病R


赤い蛇

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など……。

特に好きなのは『地獄変R』ですかね。
血塗られた地獄絵ばかり描いている絵師が、家の傍にあるギロチン刑場地獄川、そして自分の家族を紹介していく連作短編集なのですが、どの話もグロ残酷スプラッター……!
それに加えて、漫画ならではの表現方法(読者への訴えかけなど……映画でも頑張ればできる……?)が効果的に使われていて唸らされます。

『夢幻紳士(怪奇篇)』高橋葉介


夢幻紳士 (怪奇篇)

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夢幻魔実也という色気のある美青年が狂言回しとなり、美しくも奇妙な……時に残酷、時に艶かしい……世界を垣間見せてくれます。
昭和モダンな服装や街並みも見所です(あと女性のムチムチボディ)。

怪奇篇』には短編漫画が19編収録されています。
この本自体の表紙もステキなのですが、各物語についている中表紙にもコワ綺麗なものが多数あります。
もちろん中身にもハッとするようなコマがありますし、話はどれも面白いです。
特に私が好きなのは「(奥さんの体から蛇が出たり入ったりして……)」「針女(伊藤晴雨の責め絵のようにいたぶられる美女が居て……)」などです。

この『夢幻紳士』には他にも『迷宮篇R』やら『幻想篇R』やらありまして、いくつか読んだのですが、『怪奇篇』ほどはハマれなかったです(『学校怪談R』シリーズも……)。


《新装版》夢幻外伝I

『夢幻外伝』は『怪奇篇』の雰囲気に近いかもしれません。
夢幻外伝II』もあります。


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丸尾末広

今やエログロ漫画界の巨匠といえるお方かもしれません。

少女椿a』(改訂前のを持っているのはちょっと鼻高々)や、


笑う吸血鬼

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犬神博士

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などはもちろんのこと、乱歩・夢野久作原作の漫画や、初期のスカ○ロじみたお下劣な短編集まで読みました(今はもう初期の頃のは売ってしまって手元にはほとんどありませんが……)。

少女椿』が代表作といわれることが多いようですが、私はどちらかというと『笑う吸血鬼』の方が好きですかね……。

しかしとにかく絵がキレイなので、画集が一番おすすめかもしれません。

江戸昭和競作 無惨絵―英名二十八衆句a

これ、新版が出ているようなのですが、なんと浮世絵パート(芳年と芳幾)が削られているらしいです。
もし買うなら、なるべくこの表紙の画集を買った方がいいと思います。
芳年の「鮟鱇(あんこう)斬り」や、花輪和一さんの「津山30人殺し」の絵(これは新版にも入っていると思いますが……)はものすごい迫力です!
丸尾末広さんだと「甘粕正彦」の絵がカッコイイです。是非ご覧あれ!

詳しくは下記記事をご覧ください

丸尾末広のおすすめ漫画・画集【少女椿、笑う吸血鬼、犬神博士等】

『うずまき』伊藤潤二


うずまき

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主人公・五島桐絵が住む黒渦町で、うずまきに関わる気味の悪い事件が頻発する。
火葬の煙、髪の毛、焼き物、そして人間までもが渦を巻いて……。

不気味なのになんだかユーモラス……という雰囲気は、楳図かずおさんの漫画に通ずるものがあります。
でももちろん真似という訳ではなくて、独自の作風を確立していらっしゃる方です。

富江R』『首吊り気球a』なんかも好きですが、『うずまき』は奇想天外すぎて度肝を抜かれます。


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『別離』つげ義春


義男の青春/別離

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急に毛色が違う漫画が出てきてビックリかもしれませんが、つげ義春さんの漫画も好きです。

ねじ式R』(シュール)、『無能の人R』(やるせない……)、『紅い花R』(幻想的)なども好きなのですが、とりわけ『別離R』に惹かれました。

ものすごく暗ァい……!
なのに「夢もチボーもない」なんていう台詞が出てくる所がコッケイで、それが余計に悲哀を感じさせるのです(何回やったんだ、などと回数にこだわるあたりも……。果たして1回だったら許せたのだろうか……?)。

つげ義春さんの漫画は、漫画というより純文学の香りが漂っている気がします。


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どれもファンといえるのかどうか微妙な感じでしょうか……。
もし誰かに訊かれたら「ライトなファン」ということにしておこうと思います。

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