ちょっと前に新江ノ島水族館に行ってきました。
『へんないきものa』『またまたへんないきものa』に載っているダイオウグソクムシ(体長50センチほどの巨大フナムシ)と、スケーリーフット(全身が硫化鉄で覆われた貝……『へんないきもの』には「装甲巻き貝」という名前で掲載)目当てです。
いや~、全部よかったんですけど、深海コーナーは特に楽しめました。上記2種以外では、オオグチボヤというのも見ることができました(へんないきものでのキャッチコピー? は「深海で笑う者」)。それと目の下が光る鯛というのも驚きでした。発光したり透明だったりやたら巨大だったりなど、深海の生物は本当に多種多様です。
しかしこの深海コーナーは滅茶苦茶暗くて、一応写真を撮ったものの何が何やらという写りでした……。ので写真は残念ながら割愛します……。
それとビデオコーナーがありまして、そこではオオグソクムシちゃんたちが魚の死肉をものすごい速さで喰らうというショッキングな場面が繰り返し流されておりました。おおコワ……。
その他興味深かったのは、「ミズタマハゼ」という魚。
砂をもぐもぐ食べて、エラぶたから砂を出しているミズタマハゼ。砂の中の有機物をこしとって食べています、とのこと。
説明書きのとおり、砂に顔を突っ込んではシャクシャクと口を動かし、エラからポロリ……と砂を排出していました。たまにでっかい石がエラでつっかえたりして一所懸命身体を震わせる場面も。説明書きがなかったら「この魚、何やってんだろう……?」と永遠に謎のままだったと思います。見ていてとても癒されました。大きさも掌サイズで可愛いです。
クラゲコーナーは大変充実していました。水族館自体が神秘的といえば神秘的ですが、ここのコーナーは特にそういった雰囲気が強かったかもしれないです。
たまにクラゲ同士が絡まっちゃったり、足だけプカプカ浮いていたりするのはご愛嬌……てな所でしょうか。
上記以外でも、海の中の生物や植物は割と色合いもサイケだったりして見ていて楽しいです。初めて生で目にした”海のギャング“うつぼはカッコよかった! それとみんなで砂にささって顔だけ出している細長い魚とか、団体で連なって泳ぐ魚(ヘコアユといったと思います)などが面白かったです。ふぐのおちょぼ口も微笑ましいです。
惜しむらくはもう少し深海コーナーを広げてくれれば……あとはお土産屋さんがカワイイものばっかりなことですかね。へんないきもののリアルなフィギュアとかを是非置いてほしいものです。
皆さんもよかったら実物を見に行ってみてください。
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