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乳がん告知~治療方針の話し合い【HER2陽性型でした】

time 更新日:  time 公開日:2019/01/25

2018年の年末にMRIやマンモトーム生検という検査を受け、2019年初頭に乳がんと告知されました。
その際の流れや、こうすればよかったなどということを、どなたかの参考になるかもしれないので書き留めておこうと思います。

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突然の乳がん告知

12月下旬に乳がんかどうかの検査を受けて、

検査については詳しくはこちら

その結果が2018年12月25日に出る予定だったのですが、マンモトーム生検を受けた翌日(2018年12月21日)、病院から「検査結果が年内に間に合わないので、来年の1月8日に検査結果を聞きにきてください」という電話がありました。
年明けに持ち越し……しかも約2週間も延期……ということで、大変もやもやした気持ちで年を越す破目に。

しかし、病院からの電話の際に、「ご家族を一緒に連れてきてください」などという話もなく(母ががんになった時には家族が呼ばれた)、また、2018年に受けたエコー検査ではカテゴリー3(精密検査を受けたとしても、悪性の割合は8パーセントほど……詳しくはこちら)、それと、

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私の胸のしこりは内側下部にあります。ほとんどの乳がんは胸の上部にできるらしく、内側下部は上の画像のデータだと6.8パーセント――という訳で、まァ大丈夫だろうとのんきに考えていました。

そして2019年1月8日、「やっとこのモヤモヤから解放されるのか~」と軽い気持ちで病院に行った所、かなりサラッとした感じで「悪性でした」といわれて目が点に。
自分が乳がんであったこと」「がんの告知ってこんなにサラッとされるものなのか」「家族が呼ばれないパターンもあるのか」など、いくつもの驚きが重なり動転しました。

「ということで、治療が必要になりますので、来週治療方針を決めましょう」と、ものの3分くらいで話を切り上げられそうになったので、「あ、あの、ステージはいくつですか」と必死に喰らいついたのですが、「まだ分かりません」とこれまたアッサリ答えられて話が続かず。すごすごと診察室を後にしました。

後になって後悔したのが、この時サブタイプを聞いておけばよかったということです。
乳がんにはサブタイプというものがありまして、それにより治療方法がかなり異なるのです。

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自分はどのサブタイプに当たるのだろう……と、次の診療日である1週間後まで悶々と過ごすことになりました。
もしこれから乳がんの検査結果を聞きに行く方は、万が一告知された場合まずサブタイプだけでも確認した方がいいかもしれません。

治療方針の話し合い

国立がん研究センター「乳がん」冊子

上でも述べましたが、告知~治療方針の話し合いまで1週間ほど間がありました。後で調べた所、患者に告知すると動転してしまうことが多いので、告知をする日は告知だけに留めておき、後日冷静になってから詳しい話をする――ということは間々あるようです。

落ち込んでばかりいても始まらないので、この間に、国立がん研究センターが発行している「乳がん」という冊子を読んだり(病院の待合室に置いてありました。検査を受けた時に一応もらってサラッとは読んでいたのですが、まさか自分が本当に乳がんだとは思っておらずそれほど読み込んでいませんでした)、ネットで情報を調べたりしました。

で、乳がん患者の7割くらいが、比較的おとなしいタイプのがんである「ルミナルA型」であるという情報を知り、「7割も……じゃあさすがに自分もこれだろう」と考えました。この「ルミナルA型」であれば、手術に加えてホルモン療法を行えばよく、抗がん剤は不要とのこと。母親が抗がん剤を受けた時の副作用が激烈であったのを目にしていたので、「よかった、抗がん剤をやらないで済むのなら不幸中の幸いだ」と、告知を受けた時に比べればだいぶ気持ちが軽くなりました。

しかし1月15日、病院に行くとまたしても期待を悪い方に裏切られました。

HER2型

という、乳がん患者の1割ほどの、悪性度が高い(増殖速度が速い)サブタイプに当てはまっていました。手術後、恐れていた抗がん剤をすることに……。

エコー検査では「カテゴリー3」の悪い方の8パーセントに引っかかり、

しこりの位置では珍しい方の6.8パーセントに引っかかり、

そしてサブタイプでは悪い方の1割に引っかかり――、

いいことは当たらず、悪いことばかり当たる(?)私の人生って一体……。

早期乳がんであれば、きちんと治療をすれば再発率はそれほどでもないようなのですが、

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これは悪い方に当たらないことを祈ります……。

HER2型の予後は現在ではそれほど悪くないらしい

悪性度の高いHER2型ということでガッカリしましたが、近年使われている分子標的薬「ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)」がかなり効くそうで、以前は予後が悪かった(=再発率が高かった)のですが現在はかなりよくなっているとのこと。

HER2タイプは抗HER2療法の登場により全てのサブタイプの中で最も予後が良いと思います
乳がんプラザ

と仰っている医師もいました。

ハーセプチンの前か、ハーセプチンと同時に抗がん剤をやらなければならないのは気が重いですが……。
再発予防のために頑張ろうと思います。

しこりの大きさはそれほどでもないのだが全摘手術に

エコーやマンモグラフィ、MRIなどの画像から、しこりの大きさは恐らく2センチないとのこと。
恐らくというのは、しこりの境界線がはっきりしていないので、正確な大きさが分からないのだとか。

こういった境界線がはっきりしていないタイプのしこりであるので、部分切除をするにしてもだいぶ大きく切除することになる、それに加えて、しこりが胸の下側にある場合、部分切除をすると変形が激しい――ということで、全部摘出手術をすすめられました。

乳がん全摘手術のメリット・デメリット

メリット
  • 手術後の局所再発(取った部分の再発)が少ない
  • 手術後に放射線照射をしなくていい
デメリット片胸が平らになる(乳首もなくなる)

部分切除の場合、手術後に局所再発を防ぐ目的で放射線を当てるそうです。
これがかなりハードスケジュールで、週5 × 5回、計25回ほど受ける必要があるのだとか。
これを受けなくて済むのはいいですね。

ただまァ、片胸がなくなってしまうのはなんだか寂しいですね……。病院では「全摘かァ……まァいっか」といった感じでそれほどショックでもなかったのですが、家に帰ってきてからなんだか急に哀しくなってちょっぴり泣きました(しかし今はまたケロリとしています……病気の告知をされるとやはり少し情緒不安定になるのかもしれません)。

自分のお尻などの皮膚を移植したり、シリコンを使ったりして再建もできるそうなのですが……。
体のまた別の部分に傷が増えたり、人工物を体に入れたりというのは抵抗があるので、とりあえず再建はしないことにしました。
ただしたくなったら後で再建手術だけもできるそうです。

ちなみに、全摘でも部分切除でも、遠隔転移の再発率は変わらないという話でした。

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全摘後のブラジャー

手術直後は専用のブラがあるようで、それを使おうと思っているのですが、

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それ以後のブラジャーをどうしようか考え中です(普通のブラだと手術した側がずり上がってきてしまうのだとか)。 
これもやはり乳がん手術で全摘した人用のブラがあるのですが、かなりお高いようで……。それとブラだけでなくシリコンパッドなどもあわせて使うらしいです。
思い切ってブラジャーを使うのをやめて、年中ブラトップのようなもので過ごすのもありなんですかね。それでも全摘した方の胸には何かしらつめもの的なものがいるのでしょうか……。

2019年5月 追記
手術から2か月少し経ちました。最近ではユニク〇のブラトップで日々を過ごしています。つめものはしなくても特に困ることはありません。

乳がんの抗がん剤では100パーセント髪が抜けるそうで、かつらも用意しないといけないし……。
病気になると面倒ごとが増えるしお金もかかるし精神的にも参るし体にも負担がかかるし……。本当にいいことないです。

かつらについての記事

病名は「浸潤性乳管癌」

先にサブタイプやらなんやらの話をしてしまいましたが、正式な病名は「浸潤性乳管癌」でした。
非浸潤」であればステージ0期なのですが、私の場合は乳管の外にがんが浸潤しているとのことで、少なくとも1期以上のステージであることは確定しています。

ステージがはっきり判明するのは手術後

乳がんの場合、上で書いたように浸潤しているかどうかに加えて、しこりの大きさや、リンパ節・他臓器に転移しているかどうかによってステージが変わります。

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乳がんを切り取る手術の際に、同時に「センチネルリンパ生検」というものを行い、これによりリンパに転移しているかどうかが分かるのだとか。
よってステージがはっきり判明するのは手術後だそうです(私は今の所1期か2期といわれています)。

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今後の予定

2月7日CT検査、骨シンチ検査など
2月19日診療
3月7日手術

CT検査、骨シンチ検査で、他臓器への転移を調べるようです。
2月19日の診療では恐らくその結果についての話をするのだと思います。
で、手術予定日が3月7日……。

昨年9月にマンモグラフィ検査を受けたので、それから手術まで約半年経つことになります。検査結果が出るのにいちいち時間がかかるのですよね(私の場合は運悪く年末年始も挟んでしまい……)。
増殖速度が速いHER2型なので、こうしている間にもしこりが大きくなったり他の場所に転移してしまうのではないかと不安です。
とっとと取ってしまいたい……。

検査や手術についてもまた書けたら書こうと思います。

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